イメージトレーニング

過去にとらわれず未来から逆算する

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「以前にこんなことがあったから、次もたぶんこうなるだろう。」
人はそんな予測をしがちです。
「前に失敗したから次も失敗するのではないか。」

でも、以前と今とは違うのです。

過去は過去。
時間は未来から現在へと流れてくるのですから、
成功する未来を描いて手繰り寄せるのです。

誰かが、
「どうせ次もうまくいかない」と嫌事を言ったとしても、
そんな声は空耳だと思って聞き流してくださいね。

正しい努力は報われる可能性が高いのです。

そもそも「過去にできなかったことは絶対できない」のであれば、
人類の進歩はありません。

過去になかったもの、今はまだないものをイメージして、
誰に何と言われようと未来を描いてやり続けた人がいたから、
今のような世の中になったのです。

空を飛ぼうと決めた人がいたから、
飛行機が空を飛んでいるのです。

離れたところで話がしたいと思った人がいたから、
電話で会話できるのです。

100mを10秒以内に走ると決めた人がいたから、
9秒台が可能になったのです。

そうやって進歩してきたのです。

1.なりたい未来を描き「目標」を決める

まずは、「こうなりたい」と思い描くことから始めましょう。
「こうなりたいなぁ…」と思ったら、それをどんどん鮮明なイメージにし、
「こうなる」と決める。

なりたいなぁ…は夢ですが、「こうなる」は目標です。

引退されたフィギュア・スケート浅田真央さんが、中学生の頃に言っていました。
小さいころ「オリンピックに出たいなぁ」と思っていた夢が、「出る」という目標に変わったと。

始めは夢を描いているだけでもいいのです。
とにかく未来を見ることが大事です。
過去は変えられませんが未来は変えられます。

2.未来から逆算してマイルストーンを作る

未来を描いて目標が定まったら、そこから逆算して大まかな目安を決めましょう。

なぜマイルストーンを作るかと言うと、
未来が遠くにありすぎるとやるべきことがぼやけて行動しにくいからです。

例えば、
3年後に県大会で優勝する。
という目標を決めたしましょう。
現状は3回戦あたりをウロウロしているとします。

何をどうすればいいのかわかりにくいです。
雲をつかむような話です。

行動しやすくするためには、目標から逆算して近づけてくることが大事です。
3年後に県大会で優賞する。
そのためには2年後には県大会でベスト4になっている必要がある。
そのためには1年後にはベスト8になっている。

というように逆算していくのです。

すると、目標が現実のものとして見えてくるようになります。

3.一番近くのマイルストーンを目指して行動する

近くの目標が決まると俄然行動しやすくなります。

いつもベスト8あたりにいるチームをしっかり分析しましょう。

記録で決まるような競技であれば、8位入賞のための記録を調べて目標に掲げます。
相手のある目標の場合は相手を分析することが不可欠です。
その相手に「勝つ」ことが目標達成につながるからです。

孫子の兵法の中にもありますね。
「彼を知り己を知れば、百戦殆うからず」

勝つべき相手をしっかり分析し、自分のことも分析して、
どう戦うべきかを考えるわけです。
その上で、「長所をどう伸ばすか」「短所をどう補うか」を考えて、
そのための練習をするのです。

時間は限られていますから、戦略を立てて効果の高い練習をすることが勝つコツなのです。

まとめ

未来から逆算して自分の近くに目標を作ったら、行動するべきことが明確になります。
目標を達成するには行動が不可欠ですから、行動しやすいようにすることが大事なのです。

(1)なりたい未来を描き「目標」を決める
(2)未来から逆算してマイルストーンを作る
(3)一番近くのマイルストーンを目指して行動する

一つ目がクリアできれば、自信もつき、さらに行動が明確になって成長のスピードが上がります。

 

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