すごい結果を出しているのに、
まるで「あたり前」であるかのように振る舞うっ人て、
ホントにすごいですよね。
陸上競技男子短距離のサニブラウン・ハキーム選手が、
日本人としては2人めの9秒台を出しました!
素晴らしい!
ご本人は、
「まだまだ出る」
みたいな余裕のコメントをしていました。
9秒台って『短距離選手の悲願』ともいえるぐらいのすごい事なのに、
あたり前のように振る舞えるところが、
いかにも大物らしいです。
でも、それには理由があるんです。
これまでにも数々の最年少記録を出していただけに、
陸上競技関係の方たちは全然驚いていませんでした。
「彼ならそれぐらい出せると思っていた」と。
期待していた才能が、やっと花開いてきたんですね。
サニブラウン選手は、
お父さまがガーナ人、お母さまが日本人のハーフです。
身長188cmと、日本の陸上競技の短距離選手としてはかなり大柄。
小学生の頃からその才能には周りが皆注目していたそうですが、
のんびりした性格なのか、なかなか本気にならなかったそうです。
その彼をじっくり見守って育てたご両親やコーチが立派ですね。
今の彼は本気モード!
高校を卒業して以来、ずっと海外の一流チームで練習をしています。
目標は、ウサイン・ボルトが持つ世界記録9秒58なんだそう。
高いレベルの集団の中で、高いレベルの目標に向かう。
これはとても重要なことです。
周りにモデルとなるハイレベルな人たちがいることで、
自然とセルフイメージが高まってくるのです。
そう考えると、余裕のコメントにも納得できます。
9秒99は彼にとっては想定している通過点なのでしょうね。
彼のアタマの中では、
こうしてこうしてこうなって●年後には9秒58になる。
というシナリオがしっかりとできているはず。
これからの活躍が楽しみです!
あなたのアタマの中にも、当たり前のシナリオを作りましょう。