全国高校サッカー選手権は、
青森山田高校の2年ぶり2度目の優勝で幕を閉じました。
青森山田高校の皆さん、おめでとうございます♪
試合中の選手の方たちからは、
「絶対に自分たちが優勝するんだ」
という、揺るぎない決意と自信のようなものを感じました。
本日の決勝戦も、もちろん素晴らしかったのですが、
私が感動したのは準決勝。
尚志高校との試合です。
3-3の同点でPK戦の末、辛くも勝利しました。
前半は尚志が1点取ってリード、
後半は青森山田がPKで同点に追いつきます。
続いて青森山田が逆転し2-1に。
尚志はわずか5分後に追いつき、
さらに1点取って逆転しました。
万事休すかと思いきや、
後半42分、青森山田が同点ゴール。
そこに執念のようなものを感じました。
そしてPK戦。
先攻の青森山田は2人目が外し、尚志リード。
「もうダメか!?このままいくのか!?」
と思うと、今度は尚志の3人目が外し2-2のタイになります。
4人目は青森山田が決め、
尚志の4人目をキーパーが止めて逆転しました。
PKって、外すことはあっても止めることはなかなかないと思うのですが、
青森山田のキーパーはキャプテンのIくん。
「ひょっとすると、止めるんじゃないか」
と、思わせるような気迫と集中力を感じます。
そして、その予想通りに止めました!
そのあと、
青森山田の5人目が決めて勝負が決まりました。
何という自信、何というメンタルの強さ!
ただただ感動しました!
高校生の試合はリーグ戦ではなくすべてがトーナメント。
負けたら終わりです。
一試合一試合の緊張感が半端ではないですね。
全国大会で優勝するまでは、
県の予選も含めて一度も負けられないのです。
それを実現するのは技術・体力だけではない、
メンタルの強さだと確信した素晴らしい試合でした。