先日行われたテニスのブリスベン国際大会で、
大坂なおみ選手が準決勝で敗退しました。
う~ん…。
残念です。
同じ選手と前回戦った時は圧勝したのですが。
今回はファーストサーブが入らずイライラしてしまったようです。
ミスの数も多く、集中力が欠けている様子でした。
本人も、
「態度が最悪でした。
いいプレーができないことにどう対処していいか分からず、
すねてしまいました。」
と。
世界で5位に入る選手ですから、
日々、何百本もサーブの練習をしているであろうと考えられます。
昨年からは、
メンタル面の強化もしていると言われています。
それでもこういうことがあるのですね。
準々決勝の時は、苦手な選手にフルセットで逆転勝ちし、
準決勝に進出したのです。
その時のコメントは、
「とにかく落ち着いて、チャンスを待ちました。
いいプレーができました。」
と。
コメントの内容だけを見ると、
同じ人とは思えないほどですね。
メンタルをコントロールすることの難しさを感じます。
それでも、彼女がすばらしい選手だと思えるのは、
準決勝で負けた後のこのコメントです。
「ある意味、優勝するよりいい経験を積めました。
価値あるレッスンです。」
良くない経験から学んだことを『いい経験』と捉え、
次に生かしていこうとするこの姿こそ、
彼女が一流のプレイヤーになれた要因だと思いました。
こういう考え方ができるようでありたいものですね。
大坂選手の全豪オープンでの活躍に期待しています。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。