リーダーシップとは、正しい方向性を示すことです。
大抵の組織は、
同じ方向を向いているようで、
実はあちらこちらを向いていることが多いですね。
あなたの所属している組織・チームは、
全員が同じ方向を向いていますか?
ラグビーのダン・カーター選手。
彼は世界的に有名なニュージーランドの司令塔ですが、
神戸製鋼に今年加入しました。
その彼が重視していたことが、リーダーシップです。
彼がリーダーシップを発揮し、全員が同じ方向を向いたからこそ、
優勝できたということです。
この部分が、ダン・カーター選手の素晴らしいところではないでしょうか。
彼は、
「(優勝できたのは)自分がいたからではなく、
選手、スタッフ全員が、ひとつのグループの一員として貢献できたからだ。」
と、言っていました。
全員がグループの一員として貢献する。
これも、口で言うのは簡単ですが、
実際にやるのは難しいことだと思います。
それぞれがそれぞれの得意分野を活かして役割を果たす。
これはマネージメントの領域です。
選手は選手の役割。
もちろんその中にはポジションもありますね。
控え選手にも控え選手の役割があります。
怪我の多い競技ですから、
いざ!という時には、いつでも試合に出られるように、
体調を整え準備していなければなりません。
フィジカルコーチには、
フィジカルを最高に持っていく役割、
メンタルコーチには、
能力を最大限に発揮できるメンタルを作る役割、
コンディショニングスタッフは、
疲労回復や怪我の予防、
アナライザーは相手チームの分析、
等々。
それぞれの持ち場に応じた役割を果たして、
チームに貢献するのです。
もちろん、
全員を同じ方向に向かわせるリーダーシップがあってこその、
マネージメントです。
神戸製鋼スティーラーズの優勝と、ダン・カーター選手から、
たくさんのことが学べますね。
自分のやっている競技とは違う競技であるとしても、
一流の選手からは学べることがたくさんあります。
あらゆることを「自分のこと」に置き換えて考えてみましょう。
あなた自身は自分に対してリーダーシップを発揮できていますか?
自分を正しくマネージメントしていますか?
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。