あなたの目標の向こう側に目的はありますか?
「~したい!」そのためには「~するぞ!」
の、「~するぞ!」が目標です。
「~したい!」が目的。
始めに「~したい!」すなわち目的があるということは、
目がいつもそこを向いているということです。
途中でちょっと痛い目に合ったとしても、
目は遠くにある目的の方を向いていますから、
「痛っ!」
と思いながらもどんどん先に向かって進んでいけるわけです。
私事になりますが、
2017年7月に目標を立てました。
「2021年までに剣道に復帰する」
目的は、
「学生時代の友人たちと稽古をする」
です。
目標を立てた時点で私は16年間ほぼ剣道をしていませんでした。
介護や看護、仕事に家事に育児。
遠ざかっていた間に筋力は衰えているし、
古傷の右膝の状態も良くないし、
ギックリ腰にもなっていました。
剣道はあきらめたつもりでした。
ところが、
メンタルトレーニングをすることによって、
自分と向き合う時間が増えました。
ある時、
「余命半年と言われたら、何をする?」
という質問を自分に投げかけました。
すると、真っ先に出てきた答えは、
「防具を担いで学生時代の仲間を一人一人訪ねて行き、
『最後にもう一度だけ稽古がしたい』
と頼んで稽古をしてもらう」
というものでした。
え~っ?
あんた、まだあきらめてなかったん?
自分の本心って意外とわからないものです。
そのことに気がついてから、
「もう一度剣道をやるぞ!」と決めました。
目標を設定してから約1年間は、
メンタルとフィジカルのトレーニングばかりしていました。
次に素振りをし始めました。
そして、
1年4カ月が経過した今年の10月、
近くの剣道場に行くようになり、
初心者の小学生たちに交じって基本の練習をしています。
「よくそこまでできるね」
と、人から言われたりしますが、
目標の向こう側に目的があるから全然イヤではありません。
小学生と一緒の時間を楽しんでいます。
あなたの目標の向こう側に目的はありますか?
まず、それを見つけてみましょう。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。