「心を使う」というのは、
自分で考える力を育て、養うということです。
メンタルにはいろいろな要素があります。
一般的に「メンタルトレーニング」というと、
「メンタルを強くする」
というイメージがあると思います。
メンタルが弱いから強くしなければ!
と思ってやり始める方が多いですね。
ところがメンタルトレーニングというのは、
「心を強くする」だけではないのです。
メンタルには12個の要素があります。
① 忍耐力
② 闘争心
③ 勝利意欲
④ 自己実現意欲
⑤ 自信
⑥ 自己コントロール力
⑦ 予測力
⑧ 決断力
⑨ 判断力
⑩ 集中力
⑪ リラックス力
⑫ 協調性
じっくり読んでみてください。
「強さ」に関係することばかりではないことがわかりますね。
メンタルは鍛えることができますが、
心を鍛えて強くする場合もあれば、
心を使うことで育て、養う場合もあるのです。
①心を使う
②心をきれいにする
③心を強くする
④心を整理する
⑤心を広くする
の5つの方法で育て、養っていきます。
「心を使う」というのは、
自分で考える力を育て、養うということです。
自分の目標は何か?
その目標を達成する目的は何か?
どういう段階を経て目標に近づいていくか?
いまの自分と目標のギャップはどれぐらいか?
どのように行動すれば目標を達成できるか?
自分で考えてストーリーを作る。
シナリオを描く。
徹底的に考え、心を使っていくことで心が育てられていきます。
「先生に言われたから」
「親がそう決めたから」
「コーチが言うから」
「上司が決めたことだから」
これらの言葉を使っていると、
一見、素直でいい子・いい選手・いい社員のように見えます。
でも、
本当にそれでいいのか?
考えてみてください。
責任逃れをしていないか?
自分で考え、自分で決めて、自分で責任をとる。
これからの日本を生きる誰もが必要とする力ではないでしょうか。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。