どんなに頑張っても、他人のことはコントロールできません。
なので、自分でコントロールできることに集中し、
自分ができることをやる。
敵は、自分。
起き上がり小法師(おきあがりこぼし)って知ってますか?
会津地方に伝わる小さな人形のような縁起物です。
達磨のような形をしていますが、底の方に重りが入っていて、
倒しても倒しても起き上がります。
実は…。
学生時代に先輩からつけられていた『あだ名』が、
「人間起き上がり小法師」
でした。
大学時代は剣道部に所属していたのですが、
毎日毎日「掛かり稽古」というのでシゴかれていました。
その「掛かり稽古」で、
倒しても倒してもすぐに起き上がって掛かってくる
というので、先輩たちが陰で密かに私のことを、
「人間起き上がり小法師」
と呼んでいたのだそうです。
だいぶ後になってから聞きました。
悪い気はしませんよね。
うまくいかないことはいっぱいあります。
やってもやっても「ダメだ!ダメだ!」とシゴかれる。
倒される。
倒されて起き上がらなかったら、
竹刀でビシバシと・・・・・。
(40年も前のことなので…もう時効です)
なので、
立ち上がります。
「絶対立ち上がる」
と、決めて立ち上がっていました。
立ち上がることを諦めるのは自分です。
シゴくのは先輩なので、
どんなに私が頑張って掛かっていっても、
シゴかれる時はシゴかれます。
他人のすることはコントロールできないのです。
ただ、やるのは自分なので、
どんなにシゴかれても立ち上がると決め、
どんなにシゴかれても立ち上がれる体力をつけておくことはできるんです。
自分でコントロールできることに集中し、
自分ができることをやる。
敵は、自分。
やるのも諦めるのも、自分です。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。