日々、一生懸命に練習したり仕事に取り組んだりしているのに、
思うような成果が出ない。
「何故だろう?」
悩んでいる。
そんな時は、まず心の持ちようを変え、行動を変える工夫をしましょう。
「心(感情)」→「思考」→「行動」→「結果」
欲しい結果を得るためには、適切な順序があるのです。
今までとは違う結果が得られるのは、
行動が変わった後です。
よく聞く言葉に、
「心機一転、初心に返って頑張ります」
というのがあります。
いいですね。
初心に返るのはとてもいいことです。
では、具体的に何をどのように頑張るのですか?
「今まで以上に頑張ります。」
いやいや。
今までのやり方でうまくいかなかったのだから、
同じやり方で頑張ってもあまり意味がないかもしれません。
「闇雲に頑張る」
を卒業しましょう。
「今までのやり方を変えてでも、結果を得る」
という強い気持ちがありますか?
これまでうまくいかなかった自分のやり方を捨ててでも、
その結果が欲しいですか?
ならば、
具体的に何を、このように変える。
という工夫が必要ですね。
それをまず考えましょう。
わからなければ人に聞いてもいいのです。
結果を出すためには、まず、気持ち・感情を動かすこと。
そこは大前提です。
そして、
結果を変えようとするならば、
「心(感情)」→「思考」→「行動」→「結果」
のプロセスをきちんと全部踏むことが必要なのです。
もう一度言いますが、
結果が変わるのは、思考が変わり、行動が変わった時です。
例えば、
【伸び悩んでいる時の状態】
ここ一番で弱気になりがち。
格上の選手を相手にすると、
「勝ちたいなぁ。でも、勝てないんじゃないか」
と、思ってしまう。
↓
「守りを固めよう。」
という思考になる。
↓
積極的に攻めていかない。
消極的なプレーが増える。
↓
負ける。
【思考と行動を変えた状態】
格上の相手に対しても、
「何が何でも勝つ」
という気持ちを持つ。
↓
日頃から、勝つために徹底的に準備をするようになる。
例えば、
自分の長所・強み・弱点・クセなどを客観的に分析する。
長所・強みを伸ばす練習を増やす。
弱点を補強する。
悪いクセがあれば治す。
相手の長所・強み・弱点・クセなどを徹底的に調べる。
相手の長所・強みを出させない戦い方を考える。
相手の弱点を突く戦い方を考える。
相手のクセを見抜く。
自分の長所・強みを相手の弱点にぶつける方法を探す。
「勝負所では思い切って攻めるぞ」
という思考になる。
↓
試合では、勝つための戦略を実行する。
積極的に攻めるプレーをする。
どんな状況でも「自分が勝つ」と信じる。
↓
勝つ。
というようなプロセスです。
「気持ち・感情」から一足飛びに結果に届くのではなく、
途中には必要なプロセスがたくさんありましたね。
そこをちゃんと理解しておくこと、
そして、本気で行動を変えることです。
まず心の持ちようを変え、
具体的に何を変えるか自分の頭で考えてみましょう。
わからなければ、わかる人に聞いてみましょう。
そして、何を変えるか自分で決めます。
決めたとおりに行動を変えましょう。
それが、今までとは違う「欲しい結果」につながるのです。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。