自信

6年振りの優勝から学ぶ長所発揮と自信と集中

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陸上競技の日本選手権が行われています。
男子100mでは桐生祥秀選手が6年振りに優勝。
優勝インタビューでの清々しい笑顔が印象的でした。

彼は高校時代からトップレベルの選手として注目されており、常に日本の短距離界のトップにいますが、日本選手権での優勝は今回が2回目。
100分の1秒を争う100mで優勝するのは桐生選手と言えども簡単ではありません。

怪我も含めて自分の調子をハイレベルに保つことは非常に難しいのです。
そんな中、今期は安定して10秒0台を出しており期待されていました。
スタート前から緊張の中にもリラックスした様子が垣間見られ、自信が顔に表れていましたね。

決勝のレースにおいても自分に集中することができていたようです。

桐生選手はもともと後半に伸びるタイプです。
スタートはさほど得意ではありません。
左隣を走っていた多田修平選手の方がスタートは得意です。

過去においては、苦手なスタートを意識すると後半に伸びが出なくなっていました。
かといってスタートを意識していないと出遅れて追いつけません。
それが課題でした。

今期はそれがなくなっているようです。
中盤から後半は伸びるという前提で、スタートを意識することができるようになってきたとか。
たった10秒の間にそれだけのことが凝縮されているのかと思うと、感嘆!という言葉しかありません。

今回の桐生選手の優勝から学べることをまとめてみました。

1.自分の長所を活かしながら短所を補う

彼の長所は「中盤から後半にかけて伸びる」ということです。
そこが活かせてこそ勝負ができるのです。
過去に生じた「スタートを意識すると後半伸びなくなってしまう」ということからは、短所を補うことに注力しすぎると長所が消えてしまうということがわかりますね。

ここは非常に大事なところです。
あなた自身の場合に置き換えてみましょう。

短所を補うことに注力しすぎていませんか?
そこに集中しすぎると長所が消えて自信を失ってしまう可能性があります。
長所が発揮できることは大前提なのです。

「長所発揮!」を合言葉にしましょうね。

2.経験を積み自信をつける

桐生選手は過去5年間は日本選手権で優勝できませんでした。
その間には怪我も含めいろいろなことを経験しました。
いろいろなことを言われもしたでしょう。

世界選手権に、個人としては出場できずリレーのみの出場だったこともありました。
リレーでは世界選手権でもオリンピックでもメダルを獲得しています。

さまざまなことを経験し、乗り越えて、今期は安定した結果を残せるようになりました。
すべての経験が「自信」につながっているようです。

失敗も挫折も乗り越えれば「成功体験」ですから、怖がらずに経験を積み重ねましょう。

3.成功イメージを作り自分に集中する

決勝前の桐生選手の様子からは、「勝つイメージ」ができているように見受けられました。
走る前から「自分が勝つ」と確信しているような気がしたのです。

となりを走る多田選手がスタートが上手いのは想定済み。
調子の上がっているケンブリッジ飛鳥選手もスタートが上手くなっているのがわかる。
でも、「最後は俺が勝つよ」と。

先行されても最後は抜けるというイメージが出来上がっているようでした。
そして、そういう自分に集中したことが素晴らしいですね。

まとめ

高いパフォーマンスを発揮するために大事なこと。
(1)自分の長所を活かしながら短所を補う
(2)経験を積み自信をつける
(3)成功イメージを作り自分に集中する

どんなことからも「学ぶ」ことができます。
あなたの場合に置き換えて、大事なことを学んでくださいね。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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