自信

自信をつけるために今すぐできること

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「自分にはできることがない」
「自分にはよいところがない」

そう感じてしまうとき、人は「自信がない」と言います。
本当はできることが山ほどあるのに。
私もそうでした。

「人に誇れるようなものが何もない」とか、
「何をやってもそこそこだ」とか。
できないことばかりを見てしょんぼりしているんです。

じゃあ他人を見る目はどうなの?というと、
その人のいいところや自分より優れているところばかりを見ています。

「この人いいなぁ。すごいなぁ。」
「私にはこんなことできないなぁ。」

そう思ってまた落ち込んでいる。ある種、「ないものねだり」ですね。
幼児性が抜けきっていない。

そんな自分にどうやって自信をつけていくかのお話です。

1.「できること」「成し遂げたこと」を毎日書き出す

まずは、自分にはできることが山ほどある。ということを再認識してみましょう。
やり方は簡単です。「できることを毎日書き出す」

それだけです。

正直、私もこれを人から言われたときにバカバカしいと思いました。何だか舐められてるような気がしたんです。でも、騙されたつもりでやってみました。何より、その時は「ウソでもいいから信じたかった」のです。そうでもして自分を変えたいという人はやってみてください。

1-1 赤ちゃんが小学生になるまで

赤ちゃんが生まれた時は、できることがほとんどありません。それが、日に日にできることが増えていくのです。その成長ぶりは目を瞠るほどです。赤ちゃんが成長していく過程を考えて、自分ができるようになってきたことを書いてみましょう。

・オギャーと泣けた
・笑えた
・首が座った
・寝返りができた
・ハイハイができた
・座れた

等々。
身体を使ってできるようになったことが山のようにあります。

紙に手書きでもいいですし、パソコンに入力でも構いません。

1-2 小学生から学校を卒業して働くようになるまで

この時期は「学ぶ」ことが多いですね。今となっては「当たり前」のことも、それを学んで身につけている過程においては、ひとつひとつ教えていただいてひとつひとつできるようになったはずです。

・文字が書けるようになった
・足し算ができた
・引き算ができた
・掛け算ができた
・割り算ができた
・漢字が書けた

等々。
各教科のカリキュラムを一つずつ思い出していくと、小学校だけでもかなりの数になります。数が増えてくると単純に嬉しくなってきますよ。

現在、学生の方はここまでのことをしっかり思い出して書いてくださいね。

1-2 働くようになってから今まで

働くようになると、学ぶことと提供することが生まれてきますね。

学ぶこと
・名刺の渡し方を覚えた
・電話の取り方を覚えた
・敬語を使って話せるようになった

提供すること
・〇〇をしてお客さまに喜んでもらえた
・〇〇を買っていただいてお客さまに喜んでもらえた

等々。
毎日10個書いていると、3ヶ月過ぎで1000個になります。毎日3個でも、11ヶ月で1000個です。1000個も書いていると自己効力感が上がってきます。
集中してやる方がいい方は、一気に1000個書いてみましょう。

2.自分の「良いところ」を毎日書き出す

今度は「できること」「できたこと」ではなく「良いところ」です。能力的なことではなく「在り方」ですね。大事なことは、自分では「欠点」や「弱点」だと思っていることも「良いところ」に変換することです。

2-1 資質に関する「良いところ」

あなたの性格や行動の仕方です。

・人に優しい
・時間を守れる
・礼儀正しい

等です。考えてみるといろいろありますね。
もし、「優柔不断でなかなか決められない」と思っているとすれば、「物事を熟考してから決める」と書けます。

2-2 持って生まれた「良いところ」

生まれた時からたまたま備わっていることを見つめ直してみましょう。

・大家族で生まれたから~だ
・一人っ子だから~だ
・田舎で生まれ育ったから~だ

のようなことです。ありのままを「否定せずに肯定的に捉える」ことが大事です。

2-3 興味や関心に関する「良いところ」

・サッカーが好き
・歴史が好き
・数字が好き

「単なる好みでしょ」と思えるようなことも、立派な「良いところ」です。同じことが好きな人から見ると、「話が合っていい」ですし、そうではない人から見ても「すごいなぁ」だったりするのですよ。

2-4 比較で考える「良いところ」

・自然が好き(人工的なものか自然なものかの比較でいえば)
・大きいことが好き(細かいことか大きいことかの比較でいえば)
・速いものが好き(速いものかゆっくりしたものかの比較でいえば)

等々。

まとめ

小さなことでも「できること」と「よいところ」を積み重ねて書いていくと、表に現れる行動が変わっていきます。自信は表から見て見えませんし、計ることもできないのですが、自信がある人の行動に近づくのです。

例えば、声が大きくなるとか、顔つきが変わるとか、周囲の人から言われるようになります。

(1)「できること」「成し遂げたこと」を毎日書き出す
(2)自分の「良いところ」を毎日書き出す

「自信をつけたい」と本気で思うなら、騙されたつもりで試してみてくださいね。自信のタネは山ほどあるはずです。普段は忘れているだけです。それを思い出して、書く。ただそれだけです。

行動すれば、変えられるのです。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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