何のために?を考えていますか?
自分は何のためにこの競技をやっているのだろう?
何のためにこの目標を達成したいのだろう?
なぜ?
ではなく、
何のために?
です。
なぜ?
という問いだと、
「好きだから」
で終わってしまうことがあります。
私自身、
「好きだから」
だけで物事を決めてきた人なのですが、
「好きだから」
は、ある意味『思考停止』を生む基になります。
深く考えることをしなくなってしまうのです。
「好きだからやる」ことが悪いといっているのではありません。
「好き」を前提にした上で、
何のためにやっているの?
と問いかけることが大事だということです。
好きだからやっている。
で、一体何のためなんだろう?
本当に「好き」だけが理由なんだろうか?
「あれかな?これかな?」と悩みますね。
目標を達成した先に何があるの?
自分が得られるのは何?
自分はどんな気持ちになれるの?
周りの人が得られるものは何?
周りの人はどんな気持ちになるの?
ぜひ考えてみてください。
考えて、考えて、書いて、書いて、
たくさんたくさん出てきた中から、
本当に大事なものを選んでみてください。
「自分はこのためにやっている!」
という『目的』が見つかったら、それがあなたの原動力になります。
『目的』は、目標とセットにしていつも意識しておきましょう。
不思議なことに、人間は大事なことでも忘れてしまうのです。
目標そのものすら忘れてしまいます。
あなたは元旦に立てた今年の目標を完璧に覚えていますか?
覚えているとしたら、それだけでも素晴らしいです。
忘れている人が多いのですから。
そこに「目的」がくっついていたら尚良しです。
目標の先にある目的が鮮明に描けていると、
くじけそうになったり、あきらめそうになったりした時に、
未来に光が見えてきます。
弱い自分に打ち克てるのです。
自分を動かす原動力として、
「何のために?」を考えてみてくださいね。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。