女子卓球の伊藤美誠選手が、スウェーデンオープンで優勝しました!
おめでとうございます!
何と、準々決勝・準決勝・決勝と、
3人の中国人選手を撃破しての優勝です!
まず準々決勝では、
世界ランク6位の劉詩ブン選手を4-3で破って勝利。
1ゲームを取った後3セット連取され、そこからの逆転です。
「負けそうになって、
このままでは自分の卓球をせずに負けてしまうと思ったので、
まずは全部を出し切ろうと思って戦いました。」
この気持ちの切り替えが素晴らしいですね。
続いて準決勝。
五輪で2度の金メダル、世界卓球を3度制している
世界ランク2位の世界女王丁寧選手に4-2の逆転勝ち。
「0-2になるまでは相手の戦術にやられっぱなしで、
思うようにできなかったけれど、
そこからノンプレッシャーでやりました。」
おお~!
ノンプレッシャーと簡単に言うけれど、
相手は丁寧選手ですよね。
さすが!のコメントです。
そして、
「今日の試合は2試合とも前半が良くなかったので、
明日は1ゲーム目から自分のプレーができるようにしたい」
と。
翌日の決勝。
世界ランク1位の朱雨玲選手に4-0のストレート勝ちです。
「最初のゲームを集中して入りました。
1ゲーム目、2ゲーム目と自分のプレーができました。」
前日に言ったとおりの試合運び!
ただもう「天晴れ」としか言いようがないです。
伊藤選手のすごいところは、
この自己コントロール力の素晴らしさと、
ここ一番の気持ちの強さ。
ここぞ!
という時に絶対に引かないところです。
並の選手ならびびってしまうようなギリギリの局面で、
強気で突拍子もない技を出せる!
そして独創性。
試合中いつも何かを考えているように見えます。
山ほどある引き出しの中から次に何を出すかを、
いつもいつも考えているようです。
小さい頃からお母さんによる英才教育を受けてきたそうですが、
スキルとフィジカルの練習だけではなく、
自分で考えることを教えてこられたのが素晴らしいです!
しかも、お母さんは、
小さい頃から伊藤選手が眠っている耳元で、
「中国選手を倒せるのはあなたしかいない」
というような事をささやいていたそうですから、
潜在意識の中に刷り込んでいたのですね。
素晴らしい!
今はスキルやフィジカル面はコーチがついていますが、
メンタル面はやはりお母さんの役目だそう。
お母さん、恐るべし!
伊藤選手のメンタルの強さは、
小さい頃からのメンタルトレーニングの賜物ですね。
あなたも、強いメンタルを持ちたいと思いませんか?
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。