プラス思考

勝つために戦術としてメンタルの強さを使うこと

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世界大会で優勝した2人の日本人選手の共通点。

それは戦術としてメンタルの強さを使っていることです。

 

一人はテニスの大坂なおみ選手。

先日の全豪オープンで優勝し、世界ランキング1位になりました。

昨年の9月には全米オープンで優勝しているので、

グランドスラム大会2連勝です。

大事な場面で相手を恐れずに前に出続けることで、

相手が自分を恐れ始めるだろうという気持ちで戦うそうです。

 

もう一人の世界チャンピオンは卓球の伊藤美誠選手。

昨年の11月にスウェーデンオープンで、

世界トップレベルの中国選手を3人連続で撃破して優勝しました。

今年1月の全日本選手権では、

シングルス・ダブルス・混合ダブルスの三冠を取りました。

「何をしてくるかわからないバケモノのような選手」

です。

 

大坂選手の「前に出続けて攻めの姿勢を貫いた戦い方」は圧巻。

形の上では相手のサーブ、大坂選手のリターンという守備の場面で、

前に出てレシーブすることで攻めるのです。

 

伊藤選手のここ一番の強気の攻めはまた格別です。

幼少の頃から元卓球選手のお母さんが指導していたのですが、

卓球の技術だけではなく意識してメンタル面を鍛えてこられました。

失敗を恐れない攻撃的なプレースタイルであり、

何をするかわからない選手。

人は「わからない」ことに不安や恐れを感じます。

単純に「心が強い選手」というだけではなく、

「心の強さ」を戦術として使っているのです。

 

剣道に「気で攻める」というのがありますが、

それに通じるものがあります。

競技が違うので形の上ではまったく違って見えますが、

見えない部分、心の部分の戦いを見ると、

勝負事には共通する要素が多いですね。

 

あなたの場合はどうですか?

守りの場面で攻めていますか?

攻撃的な姿勢を貫いていますか?

「何をするかわからない」と相手に思わせていますか?

 

自分とは別の競技の中から学べることは山ほどあります。

どんなところからも学ぶ姿勢を持ってくださいね。

 

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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