メンタルトレーニング

高い成果を上げるために、見えない部分を観察する

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いつも成果を上げ、結果を出している人。
見ていて羨ましいような人がいます。

「あの人は才能があっていいなぁ」
なんて思っていませんか?
 
ですが、本当に才能だけで結果や成果がでるのでしょうか?
その人の「表面に見えていない努力」を見ていますか?
 
持って生まれた「才能の差」は確かに存在すると思います。
ただ、「才能も磨いてこそ生きる」のです。

何もしなければ原石は原石のままですよね。
「才能があるのにそれに気づいていない人」
「才能があるのにやる気がない人」
「才能があるのに練習嫌いの人」
「才能があるのに本番に弱い人」
が、結果を出せるでしょうか?

成果を上げている人、結果を出している人は、
それだけの努力をしているとみて間違いないです。

表面上の結果や成果だけを見るのではなく、
その人が見えないところで何をしているか、
見えない「心」の部分をどう鍛えているか、
よく観察して取り入れてみてはいかがでしょうか。

1.見えない努力の量を観る

スポーツにしても、音楽・芸術にしても、
「子どもの頃からの練習量の差」というのはかなり大きな差になります。
わかりやすいのは「かけた時間」。
どれほどの時間をそのことに割いたかです。
抜きん出た人というのは、絶対量が多いのです。

同じ時間内にやる回数が一緒とは限りませんので、
「やった回数」と言ってもいいですね。

「この人のようになりたい」と思う人がいたら、
どれぐらいの時間や数をかけたか一度ご本人に聞いてみましょう。

2.見えない努力の質を観る

「努力の量」が大事とはいえ、
数だけかけていればそれでいいというものでもありません。
努力には「質」「レベル」というものがあります。

例えば、トレーニングの負荷。
目的にもよりますが、何年も同じ負荷のままで数だけ増やしても効果は上がりにくいです。
適切に負荷を上げることが重要ですね。
「目標とする選手がやっているトレーニング」を知るだけではなく、
どんな負荷で何回を何セットやっているか。
というところまで観察してみましょう。

幅を拡げて観ることも必要ですね。
トレーニングだけではなく食事の質や量も観る。
プロテインやサプリメントなどの栄養を補完するものにも目を向ける。
など、練習以外の生活部分でしている努力にも目を向けてみましょう。

3.見えない「心」の育て方を観る

これはとても大事です。
つい先日の陸上競技日本選手権。
男子100mで多田選手が初優勝しオリンピック代表に内定しました。

オリンピックの選考会という大事な場面できっちり結果を出すために、
彼がどのように自分の「心」を作っていったかを観ておきたいですね。
「心」は本番だけ急に強くはならないのです。

毎日「スタートの技術練習」や「筋力トレーニング」をするように、
本番で実力が発揮できるような「心」を育てています。
日々の生活や練習の時から、「弱い己の心に克つ」ようなトレーニングをするのです
それがメンタルトレーニングです。

まとめ

高い結果や成果を上げるためには、結果を出している人を観察して真似をするといいですね。
その際に気をつけるべきなのは、見えやすい部分だけを見てもわからないということです。
「氷山の下」のように、見えにくい部分にこそ大きな何かが隠れています。

(1) 見えない努力の量を観る
(2) 見えない努力の質を観る
(3) 見えない「心」の育て方を観る

観て終わりではなく、真似をすることはもっと大事です。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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