いつもどおりに身体が動いてくれないと、
気持ちが上がりにくいですね。
ついついダラッとしてしまいがち。
そんな時こそ、メンタルトレーニングで気持ちを上げていきましょう。
例えば、
怪我をして動けない。
これをどう捉えるか?
「何てツイてないんだろう。運が悪い。」
と、捉えるのか、
「この機会に、今までできなかったことに取り組もう。」
と、捉えるのか。
普段から、自分の身に起きることすべてをプラスに捉えていると、
一見マイナスに見える事の中にもプラスのタネを見つけられるようになり、
新たなモチベーションが湧いてきます。
大きな怪我をしてしまうと必然的に何カ月も練習できない状態になります。
私も大きな手術をしてリハビリをしたことがあるので、
そのあたりの事情や気持ちはよくわかります。
ぜひともメンタルトレーニングをリハビリの中に取り入れてくださいね。
お医者さんや理学療法士の方と相談しながら、
しっかりと目的・目標設定をしましょう。
いつまでにどのような状態になることを目標とするのか?
目的は何か?
リハビリ中に起こりがちな問題点は何か?
どうすればそうならなくて済むのか?
日々やる事は何か?
期日を決めてやることは何か?
・・・・・・。
例えば私の場合。
「早く練習したくて、完全に回復していないのに練習し、さらに悪くする」
という失敗をしがちでした。
なので、そこに注意しました。
周りに何と思われようと、何と言われようと、
「完全に回復するまでは練習に戻らない」と決意し、それを実行する。
そのための忍耐力や自己コントロール力が問われます。
「もうダメだ。自分は運が悪い。」と捉えがちな方は、
怪我から立ち直って復活したスポーツ選手の例などを参考にしましょう。
フィギュア・スケートの高橋大輔選手、素晴らしいですね。
怪我をして復帰し、怪我がもとで引退し、また復帰して、
今度はアイスダンスという新たな挑戦をしています。
復活し挑戦するたびに人間的な魅力も増しているように見えます。
怪我をしたことを「新たな輝きのチャンス」と捉えられるといいですね。
必ずよくなる。
元どおりにできる。
いや、フィジカルを鍛え直して元の状態以上にする。
この機会に動きの中の悪いクセを直してしまう。
姿勢も軸も、理想の形を手に入れる。
前より強いメンタルを手に入れる。
自分の心をコントロールできるようにする。
夢のような結果を手に入れる。
怪我をマイナスに捉えるか、いい機会と捉えるかは自分次第。
いい機会と捉えられる人が、良い結果を得られるのです。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。