いいチームには、話しやすい雰囲気があります。
思ったことを言える関係性や空気感ですね。
お互いの関係性の質が良くなって、
本音で話ができるようになると、
考え方が前向きになってきます。
それが、練習の質につながって、結果・成果につながるのです。
団体競技であっても、個人競技であっても、
スポーツの練習を一人でやることは珍しいです。
大抵の場合は仲間がいたり、コーチや監督がいたりして、
集団で動いていることが多いですね。
人間は感情で動く生き物ですから、
一緒にいることが心地よい集団だと思い切って力を発揮できるのですが、
居心地が悪い集団だとその逆になってしまうのです。
チームの中にいることに『不安感』を感じていると、
本来持っている力がまるで発揮できないようになります。
チームの輪の中に入れず疎外感を感じているとか、
誰かのことが怖くてびくびくしているというような状態です。
そんな経験はありませんか?
私は過去にそういうことがあったので、
そういう状態になるのがとてもイヤです。
あなたはどうでしょう?
また、認められたり誉められたりすることがないとか、
出場機会がまったくなくて活躍の場面もないという状態だと、
自分がそこにいる意味を感じられなくなって、
意欲が薄れてしまいますね。
これは存在感が低い状態です。
『不安感』が高い人や『存在感』が低い人の割合が高くなると、
考え方が後ろ向きになり、チーム全体としての雰囲気が悪くなるのです。
考え方が後ろ向きだと練習も消極的になってしまいます。
なので、まずは「話しやすい雰囲気づくり」が大切なのです。
- お互いに目を見て挨拶をする。
- 笑顔で楽しくやることを心がける。
- 相手を認める。尊重する。
- 意識して感情面の話をする。
こんなことから始めてみましょう。
これを読んでいるあなたがコーチや監督の立場であれば、
あなたの方から意識して話しやすい雰囲気づくりをしてくださいね。
お互いの関係性の質が良くなって、
本音で話ができるようになると、
考え方が前向きになってきます。
それが、練習の質につながって、結果・成果につながるのです。
自分の所属チームの雰囲気を思い浮かべて、
話しやすい雰囲気かどうか、一度考えてみてください。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。