「自分に自信がなくて…」
「できる自信がないから挑戦したくない…」
あなたが今そんな状態だとしても、
大丈夫、自信は意識的に育てることができるのです。
初めてこの事実を知った時は半信半疑でしたが、自分でやってみて、
「なるほど、こういうことか」
と、納得できたので他の人にもぜひやってみていただきたいですね。
自信を育てるには『自画自賛』すると良いのです。
これを「自己認識法」といいます。
潜在意識の中にある自分に対する認識を、プラスの方に変えていく方法です。
多くの日本人は『自画自賛』が苦手です。
人から「すごいですね」と言われても、
「いえいえ、とんでもない」と、謙遜することが多くありませんか?
謙遜することが美徳とされる社会ですから、無理もありませんね。
私もそうでした。
でも、そんな謙遜する習慣は一旦横に置いておいて、
徹底的に『自画自賛』してみましょう。
1.自己肯定感を育てる
(1)自己肯定感とは?
「自己肯定感」というのは、自分オッケー!自分大好き!ということです。
どんなに失敗しても、どんなに欠点があっても、
そんな自分が大好き!自分という存在そのものへの肯定です。
とても大切です。
(2)自己肯定感の育て方
今日一日を振り返って、「ありがとう」と言われた行動を思い出します。たくさん思い出すほどいいのですが、まずはひとつ「ありがとう」を思い出しましょう。なければ意識的にやりましょう。誰かに「ありがとう」と言われるような、人が喜んでくれる行動です。
・部屋の掃除をする
・洗濯物をたたむ
・お皿を洗う
・玄関の靴を揃える
など、簡単なことでいいのです。喜んでもらえることを毎日して、「ありがとう」と言ってもらいましょう。そして、「嬉しいな」「自分って素敵だな」と『自画自賛』するのです。紙に書くと尚よしです。
2.自己効力感を育てる
(1)自己効力感とは?
「自己効力感」というのは、自分はできる!自分には能力がある!という感覚です。自分の能力に対する肯定ですね。
(2)自己効力感の育て方
今日一日を振り返って、「できたこと・良かったこと」を思い出し、
「自分はこんなことができるんだ」「こんないいところがあるんだ」と、
自分の能力を『自画自賛』します。
何も難しいことでなくてもいいですし、新しいことでなくても構いません。
・朝、早起きができた!
・遅刻せずに会社や学校に行けた!
・仕事がうまくできた!
・料理がうまくできた!
できたことを当たり前と思わず、自分でちゃんと認める・誉める。
これが大切なのです。
ひとつひとつ数えたり、紙に書き出したりして確認作業をすると自信が積み上げられていきます。
3.できることを毎日やり続ける
人が喜んでくれる行動や、小さなできることを毎日します。
そんな自分を毎日認めて誉めます。
それを毎日やり続けるのです。
例えばランニングや筋トレを思い浮かべてください。
一日やっただけでものすごい効果が表れるでしょうか?
そうではありませんね。続けることが大事なのです。
毎日続けることで、
「自分は決めたことをやり続けることができる人間である」
「自分は人から喜ばれる存在である」
「自分はいろいろなことができる人間である」という自己認識ができます。
自信のない自分から、少しずつ自信が持てる自分に変わっていくのです。
まとめ
(1)自信の要素には、自己肯定感と自己効力感の2つがあり、両方を育てる必要がある。
(2)自己肯定感を育てるために、「ありがとう」と言われることをして自画自賛をする。
(3)自己効力感を育てるために、「できたこと」を自画自賛する。
(4)毎日、自己肯定感と自己効力感を育てる行動をする。
最初は半信半疑でも、やっているうちに変わってくる自分に気が付くはずです。言動が自信のある人のように変わってくるのです。
自信は育てることができます。
その自信が結果を生み出すのです。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。