「自信」って、どんな時に作られるか知っていますか?
大きな試合で勝った時?
何かをやり遂げた時?
もちろんそんな時には大きな自信がつきます。
でも、自信のつけ方ってそれだけではないんです。
「決めたことを毎日やる」
たったそれだけのことで、大きな自信を育てることができます。
ある高校野球の選手が甲子園で優勝した時に、
「僕は毎日トイレ掃除をやりましたから。」
と、言って話題になったことがありましたね。
「トイレを掃除したぐらいで野球が強くなるのか?」
と、思われた方も多かったようです。
「トイレ掃除をした」
ということにだけフォーカスすれば、そういう風に思われるかもしれません。
そんなはずはないですよね。
野球が上手くなりたければ野球の練習をしなければなりません。
それはあたりまえの事です。
この話の本質はそこではないのです。
野球の練習は当然やっていて、
フィジカルトレーニングももちろんやっていたでしょう。
それに加えてトイレ掃除を、
「毎日やり続けた」
この部分にフォーカスすることが重要です。
自信と言うのは、
「大きな何か」を達成した時にだけ得られるものではなく、
「小さな何か」を積み上げていくことで得ることができます。
「毎日〇〇したからできる」
つまり、
「三日坊主の自分」
「決めたことを続けられない自分」
から、
「決めたことを毎日やり遂げられる自分」
に変わっていく。
そこに自信が生まれるのです。
疲れていてやりたくない時もあったでしょう。
汚れていて「イヤだ」と思ったこともあったでしょう。
でも、「毎日やるんだ」と決めたことだから何が何でもやり通す。
その強い意志を持つ。
そして、それができる自分であり続ける。
そういう自分の『在り方』が自信につながります。
どんなに簡単なことでもいいので、
「毎日〇〇をする」
と、決めてください。
そして、毎日やります。
お休みの日でも、お正月でも、同じようにやります。
それは、次第に大きな自信へと育っていきます。
メンタルというのは、
「闘争心」とか「集中力」のことだけを指すのではありません。
試合とか本番ということだけにフォーカスしてみれば、
そこに重点がおかれることも多いです。
が、
「自分の感情をコントロールする力」や、
「コツコツと忍耐強くやり続ける力」もメンタルの要素なのです。
自信をつけるために、
自分で決めたことを毎日やってみましょう。
その自信が、結果を大きく変えることになるのです。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。