「自信」という言葉は、自分を信じると書きます。
どんな時も最高のプレーができると信じる。
自分が勝つと信じる。
スポーツでは絶対に必要なことですね。
ただ、忘れてはいけないのは、
「自分だけを信じる」という意味ではないということです。
例え個人競技であったとしても、
監督やコーチ、トレーナーの方、栄養士の方など、
多くの方に支えられる「チーム〇〇」であるはずです。
その一人一人の方を信じられなくては、
本当の自信は生まれて来ないのです。
「監督のやり方は違うんじゃないか?」
と、思いながら試合に出て勝てるでしょうか?
疑問があればとことん話し合って、
試合の前に解決しておくべきなのです。
試合が終わってから、
「あのやり方は違うと思っていた」
と、言っても遅いのです。
チーム競技ならなおさらです。
仲間を信じられなくて相手に勝てるでしょうか?
仲間の一人一人も全部「自分たち」なのです。
「自分たち全員を信じる」
という気持ちがなければいいチームにはなり得ません。
ただ、根拠もなく闇雲に信じろと言っている訳ではなく、
勝つためにそれぞれがやるべき事をすべてやってきたと言えるなら、
信じられるはずだということです。
それが言えないようなら、
やるべきことをやっていないのです。
予想される問題点は、練習の段階で解決しておくべきでしょう。
解決していないとすれば、やるべきことをやっていないですね。
〇〇さんのミスが心配だ。
というのは、その人だけの責任ではなくみんなが支えていないのです。
それぞれが自分のやるべき事をやる。
できていることは認め合い、
できていないことはお互いに指摘し合い向上する。
そのために、意見が言いやすい雰囲気を作っておくことも大切です。
その上で、お互いを信じる。
そういうチームであればこそ、
ここぞという時に力を発揮できるのです。
自信とは、自分たち全員を信じることなのです。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。