「無理だ」
と、思っているうちは無理かもしれません。
でも、
「できるかも」
「できるはず」
「できるんだ」
と、思った時に無理だという「思い込み」の枠がはずれます。
陸上競技男子100mの小池祐貴選手が9秒98を出しました。
すごい!
おめでとうございます!
これで日本人の9秒台が3人になりました!
4×100mリレーのメンバーに9秒台が3人もいるなんて夢のようです!
まだ9秒台を出していない山縣選手やケンブリッジ選手、多田選手にも、
ぜひとも9秒台を出してほしいですね。
ぜひとも「出してほしい」なんて言っていると、
9秒台が当たり前に出せるかのように聞こえてしまいますね。
そんなに簡単なことではないのに…。
すみません。
でも、これは「いい意味の錯覚」だと思うんです。
世界中の誰も9秒台を出していなかった頃は、
「人類は100mで10秒を切ることができない」
なんてことがまことしやかに言われていました。
そして、
一人が9秒台で走ることにより、次々と9秒台で走る選手が現れました。
日本人が誰も9秒台を出していなかった頃は、
「日本人には100mで10秒を切ることができない」
なんて言われていました。
「そもそも黒人選手とは筋肉の質が違うから無理なんだ」
と。
でも、桐生選手が9秒台を出すことによって無理ではないとわかり、
誰もが真剣にそこを目指すようになりました。
すでに3人の選手が9秒台を出しています。
他の選手もきっと、
「あいつにできるなら俺にもできるはず」
と、思っていることでしょう。
きっとまた9秒台が出ると期待しています。
あなたには、根拠のない「思い込み」はありませんか?
「無理だ」
と、最初からあきらめていることはありませんか?
自分の「思い込み」の枠をはずせていますか?
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。