目標というのは、
本人にとって価値のある大切なテーマにおいて、
「何を」「どれだけやる」とか、
「〇〇大会で」「何位になる」など、
具体的な指標と期日を設定し、達成しようとするものです。
具体的であればあるほど、行動につながりやすく、
結果の判定がしやすく、
達成感のある目標となります。
「サッカーを頑張る」
ではなく、
「リフティング」を「100回できるようになる」
のような目標にしましょうというお話はしましたね。
そこに、「いつまでに」という期日が入ると、
さらにいい目標になります。
「〇月〇日まで」に「リフティング」を「100回できるようになる」
こんな風に、少しずつ少しずつふくらませていくといいですね。
練習してみましょう。
例えば、
「数学の勉強を頑張る」
をふくらませるならどうしますか?
「毎日、数学の勉強をする」
の方がいいですね。
どのようにするのでしょう。
「毎日、数学の〇〇問題集の問題を5問解く」
だと、もっと具体的になります。
いつするのですか?
「毎日、夕食後に数学の〇〇問題集の問題を5問解く」
ずいぶん良くなりました。
その結果、どうなりたいのでしょう。
「数学のテストで80点以上取る」
80点以上取るとどんないいことがあるのでしょう。
「数学の成績が4になる」
具体的でいいですね。
数学のテストはいつあるのですか?
「〇月〇日です」
なるほど。
組み合わせてみると、
「〇月〇日の数学のテストで80点以上取り、2学期の数学の成績を4にする」
とてもいい目標になりました。
そのための具体的な行動目標として、
「毎日、夕食後に数学の〇〇問題集の問題を5問解く」
と決める。
これだけ具体的に決めると行動につながりやすく、
結果の判定がしやすく、
達成感のある目標となります。
ご自分の場合に照らし合わせて、
上手な目標を設定する練習をしてみてくださいね。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。