今年の目標に向かって、
「やる」と決めた行動をやり続けていますか？
もし、心がチクッと痛いのであれば、
今からでも遅くはありません。
もう一度、目標を思い出して行動し始めましょう。
2021年はまだ半分以上残っています。
残念なことに、人は忘れる生き物です。
目標を立て、「やるぞ！」と決めて勢いよくやり始めたのに、
何故か、いつの間にか自分で立てた目標を忘れてしまいます。
そこで「自分はダメだ」なんて思う必要はありません。
それが大多数の人なのです。
ごく少数の「目標を達成できる人」は、
目標を紙に書いています。
忘れないように毎日見ています。
「自分はなかなか目標達成できない」と思っている人こそ、
「目標を忘れない人」になるための工夫が必要なのです。
1.目標を明確にする
目標は、明確であることが大事です。
自分が手に入れたいものをひとつ文字にしてみましょう。
たくさんあったら、いくつも書いて構いません。
それぞれに「いつ」「どこで」「何を」「どれだけ」と、
より具体的にしていきます。
ただ何となく「上手くなりたい」「売上を上げたい」というような目標より、
「〇月〇日に、〇〇の〇〇大会で、ベスト〇に入る」とか、
「〇月〇日までに、〇〇の売上を月〇〇万円にする」
の方が明確ですね。
達成したかどうかがわかる目標の方が達成しやすいのです。
達成したかどうかがわからない目標を立ててしまうと、
どこまでも達成できない⇒成功体験が味わえず悪いスパイラルに入る
ということになりがちです。
明確になったら、
それが達成できた時に自分がどんな気持ちになるかも書いてみましょう。
これはとても大事なところです。
さらに、
達成することで自分の大事な人が手に入れられるものや、
その人の気持ちも考えて書いてみましょう。
あなたが目標を達成することで、多くの人が喜ぶとすれば、
達成する意欲が増してきませんか。
2.目標を清書する
次々と書き足していった文字を、
スッキリと文章にまとめてみましょう。
自分自身が読んでしっくりくるように、
また、ワクワクするように、
何度も書き直して素敵な目標にしてみてください。
ワクワクするためのコツは、
手に入れたいものと気持ちをセットにすること。
「〇年〇月〇日に、〇〇を達成して～な気持ちになっています」
「そして、家族も笑顔になり、みんなハッピーになっています」
ここでしっくり来ていないと、やる気が湧いてきませんね。
誰かに決められた目標…つまり「ノルマ」がイヤなものなのは、
ワクワクしないからなのです。
押し付けられて「イヤだなぁ」とか、
「達成できそうにないなあ」とか、
「また怒られそうだなあ」など、
イヤな気持ちとセットになっていますね。
だから余計にモチベーションが落ちていくのです。
ワクワクするような目標なら「やる気満々」でいられますね。
読んでワクワクするような目標が完成したら、
いよいよ清書に移ります。
ノートの中に小さく書くよりは、
大きな紙に大きな字で書きましょう。
自分の覚悟を示すつもりで、
心を整えて力強く書いてください。
3.清書した目標を目につくところに貼る
清書した紙は、壁や天井など、
目につくところに貼ります。
毎日目標を意識して見るためです。
そもそもあなたは「目標を忘れてしまう人」でした。
忘れないために書いたのですから、
毎日見ることが大事ですね。
見るだけではなく、毎日声に出して読むとさらにいいですね。
達成した時のワクワク感まで含めて意識の中に入っていきます。
そこまでやれば、絶対に忘れることはありません。
達成するのが楽しくて仕方ない気分です。
もし、
「そこまでしたくない」と、思うのであれば、
達成に対する意欲があまり高くないのかもしれませんね。
「そこそこやれればいい」
といった気持ちがあるのか、ワクワクが足りないか。
それが悪いというわけではなく、
その目標に対する「思い」がまださほど強くないだけです。
世の中には、
そこまでして達成しようという「強い思い」を持った人もいます。
自分はどれぐらいの「思い」を持っているのか。
考えるいいきっかけになりますね。
スポーツであれ仕事であれ、「思い」の差が行動の差になります。
その行動の差が結果の差になります。
自分の「思い」を確かめてみましょう。
まとめ
目標を達成できないのは、単純に目標を忘れているからかもしれません
忘れないためのコツは、
(1)目標を明確にする
(2)目標を清書する
(3)清書した目標を目につくところに貼る
です。
今年の目標を忘れていたあなた、ぜひ試してみてくださいね。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。
