「理念の共有」と「ビジョン」と「覚悟」
箱根駅伝で優勝した青学大の原監督の言葉です。
理想のチーム作りをし、勝つべくして勝ったのかもしれません。
素晴らしいですね!
陸上競技は個人競技のように思われがちですが、
一人では練習ができません。
まして、駅伝ともなると紛れもなくチーム競技。
理想の組織、理想の人間を作ることが必要なのです。
組織の全員が同じ方向を向いて進むには、
明確な理念が必要です。
強い組織には必ず理念があります。
ホテル リッツ・カールトン
FCバルセロナ
ウォルト・ディズニー・カンパニー
等々。
自分たちは、この方向に向かって進むのだというのが、
明確であり、かつ、全員に浸透しています。
そして、ビジョン。
将来はこうなる。
こんな組織になる。
自分たちはこうなる。
理想の未来が見えていると、目的がはっきりするので、
日々の目標達成への高いモチベーションを保つことができます。
最後は「覚悟」
何が何でもやり遂げる。
絶対にこうする。
強い覚悟が必要です。
前評判では、あまり評価は高くありませんでした。
4連覇の後、昨年の箱根では東海大に敗れ、
さらに主力の4年生が卒業したことや、
監督がいろいろなメディアに登場していることもあり、
青学に批判的なことを言う人もいました。
今年も優勝候補の一角には入っていたものの、
筆頭ではありませんでした。
前回往路優勝の東洋大、
前回総合優勝の東海大、
出雲駅伝優勝の国学院大、
出雲駅伝2位の駒沢大、
それに青学大を含めた5強混戦という感じでしたね。
それが、ふたを開ければ青学大の圧勝。
それだけ「組織を作る」「チームを作る」、
そのための「人を育てる」ということが大切だということです。
今回の優勝で、それが益々注目されたと思います。
自分が所属している組織はどうでしょうか?
理念を共有していますか?
その前に、まず理念はありますか?
ビジョンはありますか?
覚悟はありますか?
一度考えてみてくださいね。