2018 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会は、
決勝戦でアメリカに敗れ、準優勝で幕を閉じました。
決勝戦で先発した藤田選手は試合後に、
「力が足りないことを痛感したし上野さんのすごさを痛感した。」
と話しています。
「勝ちたい思いだけでは勝てないしもっと相手を知る能力も必要。」
とも言っていました。
上野投手は本当に立派な選手です。
尊敬しています!
応援しています!
でも、永遠に上野投手が投げ続けられる訳ではないのです。
今夏の世界ソフトボールの決勝戦では、
上野投手が延長十回、サヨナラ打を浴び敗れてしまいました。
その試合でアメリカは毎回のように投手を変え、
決勝戦は5人の投手が継投しました。
この時、上野投手は何と「中3時間半」の連投で2試合完投でした。
「ここまで上野投手に頼らなければならないほど、
他の投手との力量差があるのか…」
というのがその時に抱いた正直な感想でした。
誰かに交代できないのかと。
今回のJAPAN CUPは決勝戦で上野投手に頼りませんでした。
先発は二刀流・藤田倭選手、
続いて左投手の尾崎選手が継投しましたが、
結果は0-4 の敗戦。
残念な結果になってしまいました。
それでも私は大きな収穫があったと思います。
負けはしましたが、
上野に次ぐエースとして期待される藤田選手が、
初回を三者連続三振、
3回までを2安打無失点に抑えています。
ここは評価点。二重丸です!
そして、アメリカチームを相手に投げたことで
本人が自分の力不足を知り、改善すべき点もわかったのです。
どんな時でも、どんなことでも、
まずやってみて、「良かった点」「評価できる点」を見つけます。
次に、改善点を考えます。
これを習慣にするのです。
そうすれば、「負け」がただの「負け」にならないし、
「失敗」が自信喪失ではなく「改善点のタネ」になるのです。
負けたことをプラスに変換する習慣を身につけましょうね。