早く行きたければ一人で行け。
遠くに行きたければみんなで行け。
「切磋琢磨」という言葉がありますが、
世界を相手に戦っいる人たちは、苦しい練習を共に乗り越えて、励まし合って、
お互いに刺激し合い、磨き合っています。
互いの競争はあるものの、高いレベルの世界を相手にするには、
一人ではなく大勢で束になってかかっていく必要があるのです。
競泳の瀬戸大也選手、明るいですね~!
いつも前向きでプラス思考。
レース後のインタビューを観ていても気持ちがいいです。
世界選手権で200mと400mの個人メドレーの2種目で金メダルを獲得し、
東京オリンピック出場権も獲得しました。
おめでとうございます!
今回の世界選手権ではチームの主将を務めていましたが、
あんなに明るい選手が主将だとチーム全体の雰囲気もきっと明るいですね。
彼を見て、彼の背中を追っていく選手が増えそうな気がします。
競泳の選手の方たちは、見ていて何となく仲が良さそうなイメージがあります。
小さい頃から一緒に大会に出ていたり、一緒に合宿をしていたり、
基本的には個人競技なのだけれど、「チーム」という空気感があります。
とはいえ、種目が同じであれば優勝争いも代表争いもしますから、
ここ一番!の時はものすごく熾烈な争いをしています。
瀬戸選手も、同世代の萩野公介選手と小学生の頃からずっと戦っています。
決して甘い世界ではないです。
にもかかわらず、明るく仲がいい。
お互いファーストネームや親しみを込めた「呼び名」で呼び合っています。
ロンドンオリンピックでの、
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」
という松田丈志選手の言葉が有名ですね。
リオオリンピックの時には、「康介さん」が「丈志さん」に変わりました。
「北島さん」とか「松田さん」と呼ぶより親しげに聞こえます。
明るく切磋琢磨して、チーム力でオリンピックを戦って欲しいですね。