日誌を書くと、不思議なことに自信がついてくるのです。
最初は半信半疑でした。
でも、3ヶ月ほど書いてみて確信しました。
日誌を書くと自信がつきます。
今でこそコーチや講師をしたり、こんなブログを書いたりしていますが、
自分にまったく自信がなかった頃があるのです。
他人の視線や他人の評価ばかり気にしていました。
「こんなことを言ったら何て言われるだろう」
「こんなことをしたらどう思われるだろう」
そんな風に他人の価値観ばかり気にしていると、
自分の価値観がなおざりになります。
自分の価値観で生きていないといつもどこかに不満があります。
本当はこんなことしたくないのに…。
もっと〇〇したいのに…。
ブスブスと不満のタネが内面に渦巻いている感じです。
自分の価値観で幸せそうに生きている人を見ると、
無性に腹が立ったりします。
そんな自分が日誌を書き続けることで変わってきました。
最初に「不思議」と言いましたが、本当は不思議でも何でもありません。
当たり前のことです。
「自信がつく日誌の書き方」をしたからです。
ポイントは、日誌の「項目」にあります。
毎日の日誌の記入項目に、
その日の「良かったこと・できたこと」を入れるのです。
ウソだと思ったら書いてみましょう。
「できたこと」を書くと自己効力感につながります。
人は、自分の「できること」を「当たり前」と思ってしまいます。
「できること」がいっぱいあるのに、それは「当たり前」と思い、
「できること」を見ないで「できないこと」ばかり見ます。
そして、落ち込むのです。
例えば、100点のうち95点取れるとしても、
毎日「取れない5点」のことばかり考えて自分にダメ出ししていたら、
「ダメ人間」に思えてきますよね。
私もそうでしたからわかります。
それは、自分が悪いのではなく「モノの見方」が良くないのですから、
「モノの見方」を変えればいいのです。
一日の終わりに、まず「今日できたこと」を思い出しましょう。
いろんなことが「できた」はずです。
あれもできた。これもできた。と、たくさん思い出してみましょう。
その中で一番のものを日誌に書きます。
続いて、その日の「良かったこと」を思い出して書きます。
人を助けるようなことをして「ありがとう」と言ってもらったとか、
部屋の掃除をして家族に喜ばれたとか、
「ありがとう」と言われたことを探すのです。
能力的な評価ではなく、人間として良いことをして感謝されたことです。
「良かったこと」は自己肯定感につながります。
失敗することもあるし、うまくできないこともいろいろあるけれど、
「でも、自分っていいとこあるよね」
という気持ちです。
「失敗することもあるけれど自分のこと好きだよ」
と思える気持ちです。
「自分のことが嫌い」という人がたまにいますが、
それもやはり「自分のイヤな部分」ばかり見ているのではないでしょうか。
いいところを見て「好き」になるようにしましょう。
「できる自分」と「好きな自分」
自己肯定感と自己効力感が高くなると『自信』になるのです。
自信は、何か大きなことを成し遂げた時につくものではなく、
日々積み上げていくものです。
成功したから自信がつくのではなく、
自信があるから成功するのです。
「自分に自信がない」と嘆いていないで、
自信を作るためのちょっとした努力をしましょうね。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。