夢を描いていますか?
目標を達成した自分を心に描いていますか?
「ムリに決まってる」
「できなかったら恥ずかしい」
「うまくいかなかったら落ち込みそう」
なんて、余計なことを考えないで、まずは描くことから始めてみましょう。
イメージできることは形にできます。逆にいえば、イメージできないことは形にできないのです。自分が手に入れたい夢や目標を上手にイメージする方法をお教えしましょう。
目次
1.「~したい」を「~する」と決める
まず、決めることが大事です。
仮に、あなたが「いつかホノルルマラソンを走りたいなぁ…」と思っているとしましょう。その「いつか」を何年後あるいは何年のホノルルマラソンと決めるのです。
「20●●年のホノルルマラソンに出場する」
仮でも構いません。とにかく決めてみるのです。決めたことで、ぼんやりした夢がはっきりとした目標に変わります。
目標にすることで、イメージを描きやすくなるのです。
仕事でも勉強でも同じです。まず「~する」と決めましょう。
2.達成した時のワクワク感を感じる
「忙しいから…」とか、「まだ5kmほどしか走れない…」なんていうことは、横に置いておきます。ホノルルマラソンに出場したらどんな感じか、先に疑似体験してみましょう。五感をフルに使うのがコツです。
2-1 ビデオ映像などを観る
・まだ暗いうちにスタートか。スタート地点はものすごい人だ。
・花火が上がった!! すごい音だ。
・スタートした!! みんな嬉しそう♪
・応援もすごいな。楽しそうだ! 笑顔で走っている。
2-2 出場したことのある人から話を聴く
・現地の人がみんなフレンドリーだったよ。
・途中で苦しくなったら歩いても大丈夫。
・ゴールインの気分は最高だった!!
・最後の人がゴールインするまで待ってくれるんだよ。
・完走後のビールが美味しかった!!
2-3 できれば現場に現場に行って雰囲気を味わってみる
・何日も前からマラソンのムードが盛り上がっている。
・意外と日本人が多いな。
・食べ物も美味しいな。
・潮の香りが気持ちいい。
・みんなとても楽しそうに走っている。
・応援する方じゃなくて応援されて走りたいな。
イメージがどんどん固まって、考えるだけでワクワク感が味わえるようになったらしめたものです。
3.具体的な計画を立てる
先に気持ちが高まっていると、計画もスムーズに立てられます。計画もイメージなのです。縦軸 = 時間軸と、横軸 = 多面的な要素 つまり自分自身が「走る」ということだけできなく、仕事や家庭や大会の要項など、自分以外の周りの要素も踏まえてイメージし計画を立てます。
3-1 決めた目標達成日から逆算して、行動計画を立てる
・他のマラソンに出場して完走する ⇒ いつ?どこの?どんな?
・40km走れるようになる ⇒ いつまでに?そのために何をする?
・30km走れるようになる ⇒ いつまでに?そのために何をする?
・ハーフマラソンに出場する いつ?どこの?どんな?
・20km走れるようになる ⇒ いつまでに?そのために何をする?
・10km走れるようになる ⇒ いつまでに?そのために何をする?
3-2 周囲の条件や環境整備の計画を立てる
・仕事との折り合いのつけ方を考える ⇒ 決める
・家庭や家族との折り合いのつけ方を考える ⇒ 決める
・大会の諸条件を調べ、参加方法を考える ⇒ 決める
・一緒に参加する仲間を募る ⇒ 誘う
具体的に計画を立てるということは、アタマの中にイメージが鮮明にできあがっているということです。だから実現が近づいてくるのです。仕事でも勉強でも、芸術でも同じことです。「もはや達成するしかない」というレベルまでイメージを描ききることが、実現するための重要な要素なのです。
まとめ
イメージできることは形にできます。イメージを描ききるには、
(1)「~したい」を「~する」に変え、日付を入れる
(2)達成した時のワクワク感を感じる
(3)具体的な行動計画を立てる
の順序で行います。イメージが鮮明にできあがり、「もはや達成するしかない」というレベルになるまで描ききりましょう。後は行動あるのみです。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。