目標を決めてやっているのに成果が上がらない。
問題が山積みだ。
こんなとき、あなたはどうしますか?
「とにかくできることからやり始めよう。」
と考えて、目の前のことから手を付けていませんか?
実はこれ、まずいパターンなのです。
問題は手当たり次第に解決していけばいいというものではありません。
最も重要な問題を発見することが先決なのです。
山のように問題がある。
例えば問題が100個あるときに、
問題の重要度は同じでしょうか?
緊急度は同じでしょうか?
「何のために」問題を解決したいのかによって、
重要度や緊急度の順番が変わりますから、
そこから考え始めて重要な問題をあぶり出しましょう。
1.目的を明確にする
「問題が山ほどある」
というからには、その問題を解決して~になりたい。
という目的があるはずですね。
まずはその目的を明確にしましょう。
10kgダイエットをする。という時に、
その目的が見栄えを良くするためという場合と、
血管系の生活習慣病の改善のためという場合とで、
解決すべき問題の優先順位は同じでしょうか?
ぜひ、最初に「目的」を考えてください。
2.考えられる問題を列挙する
目的が明確になったところで、
考えられる問題をピックアップします。
一口に「考えられる問題」といっても、
いろいろな視点から考えることが大事です。
自分一人で考えるのではなく、
他の人にも考えてもらいましょう。
立場が違うと見方が変わりますからね。
うまくいっている人をよく観察して、
比較してみることも重要ですね。
問題が発見しやすいです。
3.優先順位をつける
問題が列挙できたらいよいよ優先順位です。
といっても、10個ぐらいなら優先順位もつけやすいですが、
100個もあったりするといきなり順番には並べにくいですね。
なので、まずは4つに分けましょう。
「目的」に照らし合わせながら、
重要度と緊急度という2つの指標で高い・低いに分けます。
4つの中で大事なのは、
『緊急・重要』と、『緊急でない・重要』の2か所にあるものです。
それぞれの上位3位までを決めましょう。
選ばれた6つが「解決すべき大事な問題」です。
さらに順位付けをし、最重要問題から解決に着手しましょう。
まとめ
成果を上げるためには、まず問題発見です。
「とりあえずやる」「目についたものからやる」ではなく、重要な問題を解決することに着手しましょう。
(1)目的を明確にする
(2)考えられる問題を列挙する
(3)優先順位をつける
成果が上がるペースが格段に上がりますよ。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。