自信

成功体験は小さくたくさん積み上げる

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「自信をつけるためには成功体験を積み重ねるといい」

そんなことを言われても、
「成功体験なんてそんなに簡単に作れないでしょ」
と、斜に構えて拗ねていませんか。

実は、メンタルトレーニングを勉強するまでの私がそうでした。

ところが、
「成功体験」というのは、そんなに大きなことでなくてもいいのです。
やってみればわかることですが、
ちょっとした「うまくいった経験」で十分なんです。

「成功」という言葉には、何か大きなものを連想させる雰囲気がありますね。
・大富豪になる
・努力して努力して難易度の高い技を決める
・何かの分野で大ブレイクする
などです。

その言葉に騙されないよう気をつけましょう。

日々できるような「小さな何か(目標)」が、
うまくいったら「成功(目標達成)」なのです。

また次の日もやる。
「成功」です。

こうやって、絶対にできる小さな成功を積み上げていくだけでもいいのです。

『潜在意識』は、「できた」ことが難しいか簡単かを区別していません。
「できた~!」といい気分でいるのか、
「これぐらいできても意味ないし」と卑下してイヤな気分でいるのか、
その区別はあります。

卑下しているのは『顕在意識』つまり自分の考え方です。
自分が評価していないと、せっかくの「成功」も「成功」ではなくなります。
小さなことも「こんなことができた~!」と自分が評価していると、
いい気分⇒自己効力感⇒自信が積みあがるのです。

1.絶対にできる小さなことを決める

努力を必要としないことで構いません。
「やる」か「やらないか」で「やる」と選択すればできることを決めましょう。
家庭でできる「ちょっとしたお手伝い」や「ちょっと家族が喜ぶこと」がいいですね。

自分の気分が良くなるだけでなく、家族の気分も良くなりますからね。

・玄関の靴を揃える
・テープルの上をふきんで拭く
・お皿を洗う
・トイレを掃除する
・廊下を拭く
等々。

自分も家族も気分が良くなって、家も綺麗になったら一石三鳥ですね。

2.決めたことを必ずやる

「成功体験」の積み重ねですから、1日やって終わりではなく毎日続けましょう。
続けることが目的ではなく、続けることは手段で「自信を得る」ことが目的です。

ここで大事なことは、できなかったとき。
例外なく「必ずやる」ことで自信を積み重ねていくのですが、
「今日はできなかった」
「自分は決めたことが続けられない」
と、短絡的に悪い方へ考えることはやめましょう。

もし、できなかった日があっても、
「明日はやるぞ」
と決めて、またやればいいのです。
1日できなかったからといって自信はゼロにはなりません。
ちょっと下がってもまた上げればいいのです。

3.できた自分を認める

大事なことは、小さなことができた自分を認めること。
「できた~!」
が大事です。

2週間もすれば「習慣」になってきて「できる」ことが当たり前になります。
考えなくてもできてしまうのです。
それでもやっぱり、できている自分を認めて褒めてあげましょうね。

そして、「成功体験」がもっと増えるように、次の「成功のタネ」を追加しましょう。
1番に戻って新たな「ちょっとしたこと」を決めるのです。

習慣化したことは「無意識」にできるようになりますから、追加しても負担にはなりません。
「成功体験」がどんどん増えて自信になっていくのです。

まとめ

自信の積み上げ方についてまとめてみました。

(1)絶対にできる小さなことを決める
(2)決めたことを必ずやる
(3)できた自分を認める

これだけです。
意識して自信のタネを増やしていきましょう。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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