わずか0.01秒差!
悔しい~!
でも、桐生選手本人はもっと悔しかったはず。
「勝てた!」
「もっといけた!」
と、思ったのではないでしょうか?
心のどこかに自信や手応えも持ったのでは?
何の話かというと、
セイコーゴールデングランプリ陸上2019男子100mで、
桐生祥秀選手がジャスティン・ガトリン選手と激闘を繰りひろげ、
わずか0.01秒差で惜しくも2位になったというお話です。
ガトリン選手、10秒00
桐生選手、10秒01
スローの動画で見ても、
シロウト目にはどちらが勝ったか判断できないぐらいの差でした。
ホントに紙一重。
ゴールの技術の差?
ほんの10年ほど前までは、
100mで日本人が世界のトップと戦うなんて考えもしませんでした。
ところが、
2008年の北京オリンピック4×100mリレーで銅メダルが取れた!
(最近、繰上げで銀メダルに!)
↓
リレーなら世界と戦えるという自信がついた!
↓
リレーメンバーが自信を持って世界大会に出るようになった!
↓
リレーメンバーが切磋琢磨し合って速くなってきた!
↓
個人でも戦えるようになってきた!
ものすごい進化ですね!
私は、ほかの種目ももっといけそうな気がするんです。
そんなことないですか?
日本人はこれぐらいという「思い込み」がジャマしてませんか?
本当は、どの種目でも世界と戦える能力があるんじゃないか!?
今日の桐生選手の戦いぶりを観て、そう思い始めました。
思い込みの枠をはずしてしまえば、
ひょっとするとひょっとする・・・。
そんな気がしてなりません。
どの競技、どの種目のどの選手にも、
「本当は、もっとできる」
と思ってほしい!!
あなたにも、そう思ってほしいのです。