あなたは『当たりくじ』を引けますか?
人は、一日の間に少なくとも9000回の選択をしていると言われています。
別の説では30000回とも60000回とも言われます。
一日中、選択の連続です。
「え~っ!?」
「そんなに?」
「してないよ!」
そう思うのも無理はありません。
選択の大部分は無意識の中で行われているので、
選択しているという意識がありません。
毎回毎回、アタマで考えていると疲れるからです。
習慣になっていることは、無意識にやるのです。
朝、目覚まし時計が鳴る。→止める。
止めないという選択肢もありますね。
その後、起きるという選択肢もあれば、また寝るという選択肢もあります。
やること、やらないこと、
意識的か無意識かにかわらず、次から次へと選択しているのです。
だとすれば、
無意識に『自分にとって良くない選択』をしている可能性もありそうですね。
それをいい方向に変えるために大事なことは、
今、目の前にある選択で意識して『良い選択』をすることです。
意識しなくても『良い選択』ができるようになるまでは、
習慣を作る必要があるのです。
『良い選択』をするために大事なことをまとめました。
1.選択しているということを意識する
開いた箱の中にくじが3枚入っています。
当たると豪華な賞品がもらえます。
くじは赤と白と黒の3種類です。
当たりくじは赤です。
では、くじを引いてください。
このような場合、あなたはどのくじを選択しますか?
閉じた箱の中に3枚の「くじ」が入っているのなら、確率の問題です。
あなたが赤い「当たりくじ」を引きたくても引く確率は3分の1です。
が、この場合「開いた箱」の中にくじがあります。
あなたが好きな「くじ」を選べるのです。
これは選択です。
世の中に起こる事象の中には、運や確率に左右するものもたくさんあります。
が、自分で選択できることもあるのです。
それを意識しておきましょう。
2.自分にとって価値のある方を選択する
不思議なことに、
世の中には『当たりくじ』を教えてもらっているのに引かない人がいます。
本当に当たるのに!
敢えて「くじ」を引かない人
赤が当たるとわかっているのに白や黒を引く人
が、いるのです。
疑り深いんですかね。
「何か裏があるんじゃないだろうか?」
と、考えるのでしょうか?
当たりたくない理由があるのでしょうか?
当たるのが怖いのでしょうか?
目の前で誰かが赤いくじを引いて、
「当たり~!」と言ってもらって、
賞品をもらうのを見て、
それからやっと「当たりくじ」を引く…、
と、見せかけてそれでも引かない人もいます。
自分にとって価値があるのはどれか、
「当たる」のがイヤなのか、
本当は「当たりたい」のか、
しっかり考えて自分で選択しましょう。
3.いい選択のとおりに行動する
いよいよ「当たりくじ」を引きました。
「当たる」のが怖い人にとっては
勇気のいる選択でしたね。
引いたら賞品はもらいましょうね。
遠慮する必要などないのです。
価値がある方をしっかり選択したのですから、
ちゃんと価値を受け取りましょう。
そこまでが一連の流れです。
「自分にとって価値がある方」を選択するという決断をし、
それを行動に移していると、それが習慣となります。
習慣になれば無意識に『当たりくじ』を引くようになれるのです。
どれがいいかな?
よしっこれがいいぞ。
引いた!
賞品ゲット!!
この流れが大事です。
まとめ
自分にとって『良い選択』を習慣にするためには、意識的に『良い選択』をする必要があります。
1.選択しているということを意識する
2.自分にとって価値のある方を選択する
3.いい選択のとおりに行動する
日々の9000回の選択を『良い選択』にしていくことで、
無意識に『当たりくじ』を引くようになります。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。