自信がないというという状態は、
自分の能力を信じていない。
自分の価値を信じていない。
ということです。
なぜ、自分の能力を信じられないのでしょう?
価値を信じられないのでしょう?
ひょっとすると、他の誰かと比較していませんか?
○○さんと比べて「自分には価値がない」。
あるいは、世間の常識に照らし合わせていませんか?
世間の常識で言うと「自分には価値がない」。
人には必ずその人固有の価値があります。
価値がない人なんていないのです。
自分の価値を感じるために、
「自分の『いいところ』『長所』『強み』を見つけて書き出す」
という作業をしてみましょう。
「いいところ」というのは、
他人と比べて「いいところ」ではなく、
自分の中にあるいいところです。
200個ぐらい探して書いてみましょう。
えっ!?
そんなにない?
そんなはずはありません。
普段、気がついていないだけです。
おばあちゃんに優しい。
とか、
小さい子が好き。
というのも立派な強みであり「いいところ」ですね。
そういうちょっとしたことでいいのです。
また、
「コンプレックスは強みだ」
というお話をしましたね。
例えば、
「〇〇がヘタ」
という、自分では短所だと思っているところがあるとします。
これは、裏を返せば
「〇〇がヘタ」な人の気持ちがわかる
という長所ですね。
また、
「〇〇がヘタ」であれば、
「どうすればもっと上手になるか?」
を、いつもいつも考えているという長所もあるかもしれません。
例えば、
「健康上の問題があって、外出が大変」
という問題があるとすれば、
「健康上の問題で、外出が大変」な人と分かり合える
という強みに変換することができます。
また、
「外出が大変な人」のために、
何か道具や新しいやり方を考えられる
という強みもあるかもしれません。
要は、ありのままの自分を
「これでいいんだ」と認めていくということです。
「それじゃ、全然成長しないんじゃない?」
と思いますか?
それが、逆なんです。
「ありのまま」と「そのまま」は違います。
ありのままの自分を「これでいいんだ」と認められるようになると、
他人の目や、他人のやる事が気にならなくなり、
他人に影響されることが少なくなって、
自分の好きな事や、やりたいことがどんどんやれるようになります。
「そのまま」で何もしない。
という訳ではなく、
「ありのままの私」がどんどん成長することになるんです。
スポーツでも、
「他人と比べて全然ダメ」
と思うと凹むばかりですが、
「私は私。昨日の私よりうまくなればいい。」
と、思い始めると他人を気にせず努力できるようになります。
私もそうでした。
自分を肯定することが、自信につながっていくのですね。
私には私の価値や強みがあるように、
あなたにはあなたの価値や強みがあります。
まずは、あなたの価値や強みを自覚して、
それを自信にしていきましょう。
自信は努力を成果につなげてくれます。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。