一流選手は対戦相手の成功を祈る!?
あなたは試合中に相手のプレーの失敗を祈ったことはありますか?
「失敗を祈る」という行為は、
相手が失敗してくれないと勝てないような自分
という前提が働いています。
そこで相手が成功すると、
「成功してしまった!負けるかも。」
という後ろ向きの気持ちになってしまうのです。
それは、
そもそも自己効力感が低い
ということの現れです。
自己効力感が高い選手は、
相手の成功を祈ります。
ゴルフのタイガー・ウッズや、
フィギュア・スケートの羽生結弦選手は、
相手のプレーを応援しているそうです。
自分がナンバーワンである
↓
どんなに強い相手にでも勝つのが自分である
弱い相手でないと勝てないような自分ではない
強い相手に勝たないと意味がない
強い相手と正々堂々と闘いたい
↓
相手の成功を祈る
そういうメンタリティを持っているそうです。
素晴らしいですね。
人間は脳の3%しか使っていないと言われています。
使っている3%を顕在意識、
あとの97%を潜在意識もしくは無意識と言います。
小さい頃から周りにいる人にかけられた言葉によって、
無意識の自分ができあがっていきます。
自分のイメージを下げてしまうような言葉、
例えば、
「そんなの無理よ」
「できっこない」
「失敗するにきまってる」
「やっぱり失敗した」
こんな言葉を何度も何度もかけられていると、
それは無意識の中に入り込んでしまうのです。
さらに、
無意識の中に入り込んだ言葉は自分でもよく使うようになるので、
自分の頭の中で自分に対して声掛けをしたり、
他人に対して声掛けしたりして、
どんどん増幅されていきます。
「そんなの無理」
「できっこない」
「失敗するにきまってる」
「やっぱり失敗した」
言えば言うほど自分の首を絞めていくのです。
なので、
その無意識をコントロールするために、
意識的にその前提を崩していく必要があります。
「自分はできる」
「必ずうまくいく」
「成功させる」
「何があっても大丈夫」
など、
意識的にプラスの言葉を自分にも他人にもかけていくと、
少しずつそういう自分に近づいていきます。
人間力が高まるのです。
高いセルフイメージを作り上げていきましょう。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。