緊張して普段の力が出せなかった…。
そんな経験はありませんか?
緊張にもいろいろな緊張がありますが、
初めてのことに緊張するのは、「初めて」だからです。
慣れていないことをするのに緊張するのは、
動物としての本能です。
身を守るためには必要なことなのです。
だから、初めてのことに緊張するのは当たり前なのです。
まず、そのことを知っておきましょう。
あなたが「びびり」なのではないのです。
あなたの「気が小さい」のではないのです。
「緊張するのが当たり前だ」ということを知った上で、
それをどう乗り越えていくか?
を、考えればいいのです。
「初めて」のことに緊張してしまうなら、
「初めてではない」状態にしてしまうのが一番です。
例えば、試合会場に着いた途端、
慣れない会場の雰囲気に飲まれる
ということがあります。
この場合、
試合会場を慣れた場所にしてしまうことが大切です。
まずは、
その場所に行ってみましょう。
試合当日の試合時間や開会式の時間から逆算して、
何時に家を出ればいいかをまず予測します。
電車やバスなどの時刻表を調べ、
乗り換えがあれば乗り換えにかかりそうな時間を読み、
自宅を出る時刻を決めたら、
その時間に家を出て、
自宅から会場まで行くことをリハーサルするのです。
これだけでも当日自宅を出る時の安心感が全然違いますね。
そして、現地に着いたらその場の雰囲気を感じ取ります。
空気や広さや匂い…。
あらゆることに慣れましょう。
次に、知っておくべき場所を確認しましょう。
入口・出口・更衣室・トイレ・救護室、
集合場所・実際にプレーをする場所、等々。
実際に歩いてみて更衣室から集合場所まで何分とか、
プレー場所からトイレまで何分とか、
かかる時間を把握しておくといいですね。
これがわかると、
当日に起こる事に冷静に対処できますね。
あなたが初めてのことに緊張しがちであれば、
ぜひとも試してほしい方法です。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。