どんなことが起こっても、
それがたとえ想定外のことだったとしても、
すぐに気持ちを切り替えましょう。
与えられた条件の中でベストを尽くし、
できる限りのパフォーマンスをして、
その中で勝った者が勝者です。
文句は山ほどあると思います。
なぜもっと早く手を打たなかった?
もっといいやり方があったのではないか?
言いたい気持ちはみんなあると思います。
でも、文句を言っても何も変わりません。
自分自身が今できることに集中するしかないのです。
オリンピックが延期になりそうですね。
まさか!?の展開です。
ほんの2カ月ほど前までは、
オリンピックは2020年夏に東京で開催されると、
信じて疑いませんでした。
いろいろと問題を指摘する方はおられましたが、
それでも開催されることは信じていました。
まさか、こんなことになるなんて!?
でも日本ではこれまで数々の震災がありましたし、
福島の原発の問題もありましたから、
「何も起こらないだろう」
という希望的観測で進めたこと自体まずかったのかもしれません。
文句を言っても誰かを責めても今更もとには戻せません。
やはり、あらゆることを想定して、
もしこんなことが起こったらどうする?
という準備をしておくことが大事ですね。
勝負の世界の常道です。
延期は1年以内ということのようですが、
代表に内定している方はそこに照準を合わせるしかありません。
世界中の選手がみんな同じように後ろにずらす訳ですから、
条件は同じということになります。
文句を言っても言い訳しても、決まったことには従うしかありませんし、
気持ちを切り替えてやるしかないのです。
何年も前からこの夏に照準を合わせてきたのに選手がかわいそうだ。
と、思います。
やっとの思いで代表に選ばれたのに延期になるなんて、
モチベーションが維持できるのか?
とも思います。
それでもトップアスリートである以上は、
己をコントロールできる強さを身につけていただくしかありません。
アスリートではなくても、こんな事態になるとは誰も予測していなかったでしょう。
その時に、
「こんなことになってしまった」
「モチベーションが保てない」
と、クヨクヨして落ち込んでいるのか、
「今できることは何か?」
「この時間をどう使うか?」
と、前向きに考えて行動するのか?
こういう時に、差がつくのです。
これから代表の選考がある競技の方も同じです。
世界中同じ条件でみんなが後ろにずらすわけですから、
それにしたがうしかありません。
文句を言いたい気持ちはわかります。
それでも尚、「いかに選考会に合わせるか」に早く集中すべきです。
どんなことが起こっても、
それがたとえ想定外のことだったとしても、
すぐに気持ちを切り替えて、
与えられた条件の中でベストを尽くし、
できる限りのパフォーマンスをして、
その中で勝った者が勝者です。
今できることに集中しましょう。