マラソンシーズンになりましたね。
あなたはフルマラソンに出場したことがありますか?
初めて神戸マラソンに出場した時は、
ちゃんと走り切れるかどうかものすごく不安がありました。
友達にも「出る」って言ってしまったし、
制限時間もあるし、
古傷の膝の具合も心配だし…。
ちゃんと走り切れるか?
時間内に走り切れるか?
膝が最後までもってくれるか?
次から次へとアタマの中に心配事が出てきました。
「~したらどうしよう」という不安に対しては、
ひとつひとつ、
「~の場合はこうする」という対策を立てるのが有効です。
できるかぎりの不安のタネをつぶす準備をして、
「これだけやれば、何が起こっても大丈夫だろう」
と思える状態で臨めばいいのです。
毎日のようにランニングをして、
30km走もして、
42.195kmを走り切れる自信はつきました。
それでも尚、不安だったこと。
それは、
当日の気温や天気、飲み物や食べ物、体調のことでした。
もし、雨が降ったらどうしよう。
待っている間に寒すぎたらどうしよう。
走っていて寒くなったらどうしよう。
暑すぎたらどうしよう。
水分補給はどうしよう。
栄養補給はどうしよう。
トイレが込んだらどうしよう。
古傷が痛くなったらどうしよう。
・・・・・・。
ただ練習をするだけではつかない自信というのもあるのです。
そんな時は、徹底的に調べてみましょう。
経験者にも聞いてみましょう。
そして、対策を立てるのです。
雨の場合はどのようにすればよいか。
待っている間は何を着ていたらよいか。
走る時の防寒対策はどうするか。
暑い時はどうするか。
水分はどこで採れるか。どうすればうまく飲めるか。
食べ物はどこで採れるか。自分では何を持っておくか。
トイレ対策はどうするか。
古傷はどのように保護するか。
できれば実際にシュミレーションすることがおススメです。
雨の中を、雨対策をして走る。
待っている間の服装で、同じ時間に試してみる。
寒い中を実際の服装で走ってみる。
・・・・・・等々。
一度でも経験しておけば、心の余裕が全然違うのです。
自分自身ができることは、
「最大限の予測と準備で不安をなくすこと。」
初めての事を、慣れた事にしてしまう。
これに尽きます。
最後の最後は、沿道の方たちの暖かい応援や、
思いがけない友人からの声援や、
一番つらい頃に息子からかかってきた激励電話に助けてもらいました。
予測と準備で不安をなくし、応援を力にして走り切りましょう。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。