メンタルトレーニング

一人でできないことは意志の力に頼らず誰かに頼る

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やった方がいいことはわかっている。
なのに、できない。動けない。

こんな時は、
どこまでも一人でやろうと考えずに、
一人でできるようになるまで、一旦誰かの力に頼ることも必要です。

今すぐではなく「最終的に一人でできるようになる」ことを目指しましょう。
 
人は、無意識に慣れたことをしてしまいます。
これまでにやったことのない「慣れないこと」は無意識にはできないので、
慣れるまでは意識的にやっていくしかありません。

無意識になるまでの間を自分一人の力でやろうとすると、
一日か二日はできたとしても継続が難しい。
元通りにしようとする力が「無意識に」はたらくからです。

意志の力に頼ろうとするのではなく、
自分以外の誰かの力に頼ったり助けてもらったりするのが近道です。

1. コーチや先生と一緒にやる

単純に、「やるしかない」状況を作る方法です。
「やること」や「やり方」がわかっているのであれば、
コーチ、つまり伴走者についてもらって一緒にやりましょう。

フルマラソンに挑戦しようと思うけれども一人では練習ができない。
という場合などは、ペースを合わせて一緒に走ってくれる人がいるといいですね。

走り方がわからないのであれば、教えてくれる人についてみましょう。
無理のない走り方や、長時間走るためのアドバイスがいただけますね。

2. やろうという雰囲気のグループでやる

「一人では無理でもみんなで一緒ならできそう」
と思うのであれば、グループに入るといいですね。
楽しく前向きに挑戦する雰囲気のあるグループなら、
多少の難しさやしんどさを忘れていつの間にかできるようになっていきます。

みんなで応援し合ったり、励まし合ったりしながらやると、
一人やる以上の成果が期待できますね。

大事なのは「やろう」という雰囲気のグループであること。
間違っても「サボろう」という雰囲気のグループには入らないでくださいね。

「場」の力は絶大なので、いい空気の「場」に入ることが大事です。

3. 一人でもやれるように慣らしていく

どんなことでも同じですが、
「コーチや先生がいるときだけやる」
「みんなで一緒の時だけやる」
というのでは、上達や成長のペースが遅いですね。

毎日毎日コーチや先生についてもらったり、
毎日みんなで一緒にできる状態でいたりするのは、なかなか難しいことです。
どうしても間が空きます。

では、どうするか?

その間、一人でもやれるように少しずつ慣らしていくのです。

誰かと一緒の時は5km走るとすれば、
一人で1kmでも走れたら「良し」としましょう。
極端に言えば、シューズを履いて道に出るだけでもOKです。

距離を走ることが目的なのではなく、
無意識にできるように「習慣化する」のが目的なのですから。

そして、コーチや先生、仲間の人に、
「一人で走ったよ!」と、連絡し、
「オッケー!素晴らしい!」と声だけでもかけてもらいます。

これで、少しずつ一人でできる「習慣」が身についていきます。

ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

一人でできないことを意志の力でやろうとするよりは、
一人でできるようになるまで誰かの力を借りる方が近道です。

(1)コーチや先生と一緒にやる
(2)やろうという雰囲気のグループでやる
(3)一人でもやれるように慣らしていく

今すぐではなく「最終的に一人でできるようになる」ことを目指しましょう。

 

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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