自己実現意欲

モチベーションを自然に上げるための3つの原則

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「モチベーションが上がらない…。」

皆さんよく口にすることですね。

モチベーションとは、行動する動機・意欲です。何のためにその行動をするのか、明確な動機・意欲があれば、自然と行動してしまうはずのものなのです。にもかかわらず「モチベーションが上がらない…。」というのは、そもそも内発的な動機や意欲がないか、もしくは様々な要因のためにそれを忘れてしまっているかのどちらかです。

モチベーションを自然に上げていくための3つの原則をまとめてみました。

1.自分の価値観で選択する

あなたが今やろうとしていることは、自分の価値観で選択したことですか?誰かに言われたり世間の価値観に合わせたりしたことではありませんか?

まず、自分自身の価値観を確かめてみましょう。他人の価値観や世の中の一般的な価値観はあなたの価値観と同じとは限りません。「大切なこと」は、みんな違うのです。

例えば、「自由」という価値観が大切な人と「安定」という価値観が大切な人は、ある一定の場面で同じ選択をするでしょうか?大切なことが違えば選択の基準が違って当たり前ですね。自分にとって何が大切かを理解しておくことで、自分の選択の基準が明確になります。

自分の基準で選択をすることは、自分の歩みたい道を歩くことにつながります。それはモチベーションにつながることです。

2.目標の先に目的を設定する

「自分で目標を決めて達成しようとしているのにモチベーションが上がらない。」という時は、その先の目的が明確ではないのかもしれません。

例えば、「病気で困っている人を救う」ために「医者になる」。そのために「医学部に合格する」と考えた人がいるとしましょう。この場合、「病気で困っている人を救う」ことが目的で、「医者になる」ことや「医学部に合格する」ことは目標です。いつも「病気で困っている人を救うんだ!!」「だから医者になるんだ!!」という目的意識を常に持ちながら勉強をする訳です。

自然とモチベーション高く目標に向かって勉強できそうですね。

逆に、「親が医者だから仕方なく医者になる」という人や、「偏差値が高いから医学部にいくのが妥当である」という人はどうでしょうか?目標の先に目的がない状態ですね。先ほどの「価値観」の話とも関係してきますが、目標の先に本人の目的がありません。

たとえ「医学部に合格したらカッコいい」「医者になればお金持ちになれる」といった利己的な目的であったとしても、それが本人にとっての明確な動機・意欲になっているのであればモチベーションは保てるはずです。

目標の先に明確な目的があるかどうか、一度よく考えてみましょう。

3.成功のイメージを持つ

自分の価値観で選択し、自分の目的に従って目標を決めたとしたら、それを達成した時にはどんな気分になるでしょう?バラ色の未来が見えていますか?

・目の前にはどんな光景が広がっているでしょう?
・どんな声が聞こえますか?
・誰かと握手したり抱き合ったりしていますか?
・どんなお祝いをしますか?
・どんな香りがしているでしょう?
・お祝いの乾杯では何を飲んでいますか?

成功した時、達成した時のイメージを、強く強く描いてみましょう。もし、あなたが今「成功するかなぁ…」「達成できるかなぁ…」と不安に思っているのであれば、明るい未来が描けていないのかもしれませんね。「必ずこうなる!」というイメージを鮮明に描いてください。嬉しくてワクワクしてくるぐらいに描きましょう。

そのワクワクが高いモチベーションにつながります。

まとめ

「モチベーションが上がらない…。」という時は、

(1)自分の価値観で選択する
(2)目標の先に目的を設定する
(3)明確な成功イメージを描く

この3つを思い出してくださいね。

忙しすぎて目の前のことに心をとらわれてしまうと、大事なことを忘れがちになります。ハッと気づいて初心に返れば、モチベーションが自然に上がってくるはずですよ。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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