目的・目標

心の強さは目的か手段か?

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昨日はお世話になっている剣道の道場の初稽古でした。

 

「初稽古」って、いい感じの言葉でしょ。

初夢・初日の出・初詣。

陸上なら初ラン?

サッカーだと初蹴りかな。

剣道は初稽古と言います。

 

小学生たちに混じって汗を流してきました。

と、言っても始まる前はやっぱり寒いです。

朝の9時半の道場は、気温6度程度でしょうか。

床はもちろん冷たいです。

剣道ですから裸足です(^-^;

それでも幼稚園児から小学6年生までの子供たちが23名、

夏でも冬でもまったく同じの胴着・袴姿で稽古に参加しました。

元立ちをしてくださる先生方も、胴着・袴に裸足です。

師範の先生は77歳。

それでも現役で稽古をしながら指導をされるのです。

背筋は真っ直ぐ、立ち姿が素晴らしい!

私なんぞが「歳だから」なんて言い訳を言してはいられません。

 

全日本剣道連盟のホームページには、

「剣道の理念」が次のように記されています。

剣道は剣の理法の修錬による

人間形成の道である

 

一般的なスポーツと違い、

そもそも人間を作ることを目的としている訳です。

技術や勝ち負けだけではない、

身体と心を鍛える手法として剣道がある訳です。

 

どんな競技スポーツも、その競技の技術を習得し、

筋力や瞬発力などのフィジカル面を鍛え、

メンタルをコントロールしなければ、

高いレベルで勝負することはできませんね。

 

三が日には駅伝をテレビで応援していましたが、

彼らも寒い中、約20kmを仲間の待つ中継所に向かってひた走ります。

技術や体力だけではないメンタル面のコントロールも、

間違いなく必要です。

 

オリンピックを観ていても、ワールドカップを観ていても、

「最後の最後はメンタルの強さがモノを言う」

ということを誰もが目にします。

 

ただ、

競技スポーツの場合は勝ち負けを競うことに重きを置いているので、

スキルやフィジカル・メンタルのトレーニングは、

勝つための手段です。

剣道とは目的と手段が逆なのですね。

 

ただ、個人レベルの話になってくると、

スポーツの場合も、人によって目的がいろいろあって当然です。

「〇〇大会で優勝する!」

という目標を掲げた時に、

「優勝して自信をつけたい」

と、考えているならば、

その人にとってはメンタル的なことが目的の一つになっていますね。

 

大事なことは、

「自分は何を目的とし、何を目標とし、何を手段とするか」

を常日頃から意識しておくことですね。

自分にとって価値のあることを目的にし目標にしましょう。

 

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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