ホメオスタシス=恒常性の維持
わかりやすく言うと、
「ず~っと同じでいようとする力」
のようなものです。
人間の体内には、
「ず~っと同じでいようとする力」
が働いていて、違うことや新しいことをすると、
「危ない!」
と、感じて元にもどそうとします。
例えば、
気温が変わっても体温は概ね同じであるとか、
運動して心拍数が上がってもしばらくすると元に戻るとか。
この力は体だけでなく、脳や心にも働いていて、
あなたが新しいことにチャレンジしようとする時に、
「怖い。」
とか、
「面倒だ」
と、感じて元通りでいようとするのは当然のことなのです。
「三日坊主」も当然といえば当然なのですね。
生物の本能だったのです。
ただ、何もしないと向上はあり得ません。
どこかで変えないとず~っと同じままです。
筋肉に負荷をかけないと衰えてしまうのと同様に、
脳にも心にも負荷をかけないと衰えていくのです。
逆に言えば、
適切に負荷をかけると強くなっていくのです。
意識的に負荷をかけ続けて、
無意識が「この状態が当たり前」と認識するところまでやれば、
そこはあなたにとって新しい「当たり前」、
すなわちホメオスタシスの状態になります。
ずっと同じままでいたいのであれば、
今のままでいいでしょう。
でも、
より高いものを目指すのであれば、
しっかりと負荷をかけ、新しい「当たり前」を作ることです。
あなたは今のままでいいですか?
それともより高いところを目指しますか?
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。