トップを行く人の姿勢は、後ろに続く人たちに影響を与えます。
それが、いい姿勢であるにしても、
悪い姿勢であるにしても、
前を行くということは、見本を見せるということなのです。
どんな事が起こっても自らを奮い立たせ、
努力し挑戦し続ける姿に、人は感動し我が身を重ね合わせます。
だからこそ、リーダーの姿勢は大切なのです。
「言葉に表せないくらい嬉しい」
競泳の池江璃花子選手が、
辛い辛い白血病の治療を耐え抜き、乗り越え、
406日ぶりにプールに入ったとのこと。
よかった。本当に良かった!!
昨年2月に白血病と診断され、競技から離れて治療に専念していました。
最初に聞いた時は信じられませんでした。
日本を代表するトップスイマーの彼女が!?
うそでしょ?
私だけではなく、誰もが信じられない思いだったでしょう。
それより何より、
ご本人が一番信じられなかったと思います。
若干18歳の若さでそれを事実として受け入れるのは、
あまりに酷なことではなかったかと。
それでも気丈にコメントを出していた姿に、
トップスイマーのメンタルの強さと、
「あるべき姿」であろうとする責任感を感じていました。
治療中には、想像以上の苦しさだと呟いていたこともありました。
それを読むだけで辛くなりましたが、
周りの人たちに支えられて辛い治療に耐え、闘ってきたのだと思います。
そして、見ている側もまた彼女が闘う姿に自分を重ね合わせ、
支えられてきました。
我慢強く治療をする姿に心を奮い立たせ、
回復していく様子に勇気をもらいました。
そして、今回のプールでの笑顔に元気をもらい、
パリオリンピックに挑戦するとの言葉に心を躍らせます。
「彼女なら大丈夫。きっとトレーニングして元に戻れる。」
「きっと乗り越えて第一線に戻ってきてくれる」
と、信じて自分も努力しながら待つことにしましょう。
トップを行く人の姿勢は、後ろに続く人たちに影響を与えます。
だからこそ、リーダーの姿勢は大切なのです。