忍耐力。集中力。自己コントロール力。
どの競技でも必要なことですが、
試合時間が長く小さなミス一つで命取りになるテニスは特にそうですね。
メンタル面の在り方が結果に大きく影響しています。
大坂なおみ選手が全豪オープンテニスでみごと優勝しました!
おめでとうございます♪
同時に世界ランキング第1位も獲得しました!
素晴らしい!!
勝った大坂選手だけではなく負けたクビトバ選手も、
ものすごくメンタルの強さを感じる選手。
心から尊敬します。
クビトバ選手は2年前に自宅で暴漢に襲われ、
利き腕の左手に重症を負いました。
普通ならそこからテニスプレイヤーとして復活するだけでも難しい!
それを全豪オープンの決勝戦で戦うレベルまでにするというのは、
どれほどのリハビリに耐え、努力を積み重ねてきたことか!
それだけで大好きになります。
第2セットでは、
クビトバ選手が大坂選手の3度のチャンピオンシップポイントを凌ぎました。
そして、そこから怒涛の巻き返しでセットを取り返します。
本当にメンタルが強い!!
どちらの選手も素晴らしくて、
「両方に勝たせてあげたい」
と思うような2人です。
大坂選手は第2セットを落とした後、
少し気持ちが切れかかっているように見えました。
「大丈夫だろうか?」
と、心配しながら見ていました。
最終セット。
技術も体力も、
ほんの少しずつ大坂選手がクビトバ選手を上回っている。
という気がしてきます。
あとはいかにメンタルをコントロールするか?
我慢して、我慢して、我慢して、
冷静に、冷静に、冷静に。
心の中でそう言いながら応援していました。
大坂選手自身もたぶん自分にそう言い聞かせていたと思いますし、
試合を観ていた日本人全員がそう唱えていたのではないでしょうか?
勝利が決まった瞬間、
雄たけびを上げるわけでもガッツポーズをするわけでもなく、
額にラケットをあててしゃがみこんだ大坂選手が印象的。
よくぞそこまで我慢した!
闘争心で勝ったというより我慢で勝った試合ですね。
おめでとうございます。お疲れさまでした。