「失敗したらどうしよう」
「どうせうまくいかない」
「このままだと大変なことになる」
不安な気持ちがあると、思考がどんどん悪い方へ向かって行き、本来持っている実力すら発揮できなくなります。そんな経験はありませんか?
放っておくとセルフイメージ(自分に対するイメージ)がどんどん悪くなっていきます。そして、悪いスパイラルにはまるのです。
自分に対してかける言葉を変えることで、セルフイメージを良くしたり、プラスの気持ちに変えていくことができます。ここではその方法をまとめました。
1.自分の言葉のクセを書き出して分析する
まずは、自分の言葉のクセに気づきましょう。
1-1口から発している言葉に気づく
「できる」「やれる」「大丈夫」「自信ある」「成功する」など、プラスの言葉を使っていますか?「ムリ」「できない」「自信がない」「失敗する」「どうせ~ない」など、悪い状態を表す言葉をたびたび発していませんか?丸一日意識してみましょう。
1-2アタマの中で自分に対して言っている(考えている)言葉に気づく。
同様に、口には出さないがアタマの中で自分に対して発している言葉にも意識してみましょう。
1-3 気づいた言葉を紙に書き出す。
口から出している言葉、口には出さない言葉、いずれも1枚の紙に書き出してみましょう。
1-4 書き出した言葉に根拠があるかどうか考えて書く
根拠があって行っている言葉なのか、何の根拠もなく習慣やクセで言っているのかを考え、分類しましょう。
2.ネガティブな言葉をプラスに捉える
「こんな事言ってるからダメなんだ…」とか「また、言ってしまった」と、落ち込む必要はありません。「気づけて良かった」と、プラスに捉えるのです。
2-1 根拠があって言っている言葉をプラスに捉える
根拠は、過去に起こった出来事か、もしくは現在の状況です。「過去に~だったからダメだと言っている」「現在、~の状況だからムリ」ということですね。
では、未来はどうでしょう?未来永劫ダメなのでしょうか?今後、どれだけやっても無理なのでしょうか?・・・・・・そんなはずはありませんね。そうであって欲しくないからこそ、今このブログを読んでいるのです。
未来は行動することで変えられます。なので、今それに気づけて良かったのです。
2-2 根拠もなく言っている言葉をプラスに捉える
何の根拠もなくネガティブな言葉を言っているのであれば、単なる口グセです。過去に何らかの理由でそんなクセをつけてしまったのです。誰かからいつも言われていたとか、友達がそう言っていたとか、はやりの言葉だったとか。そんなことで自分に悪い刷り込みをしていたなんて!
今それに気づけて良かったですね。
3.プラスの言葉に言い替える
3-1 過去のネガティブを少しずつプラスの言葉に言い替えて紙に書き足す
・「過去には失敗した」⇒「今、努力している」⇒「未来は成功するはずだ」
・「過去にはできなかった」⇒「今はできそうな気がしている」⇒「今後、できるようになる」
・「過去には自信がなかった」⇒「今、少しずつ自信がついてきている」⇒「1年後にはもっと自信がつくはずだ」
3-2 現在のネガティブをプラスの言葉に言い替えて紙に書き足す
・「今すぐにはムリだ」⇒「3か月後にできるようになる」
・「このままだとマズイ!」⇒「うまくいく方法を考えるぞ!」
・「今は自信がない」⇒「努力して自信をつける」
3-3 日々の言葉をプラスに言い替える
・ネガティブな言葉を発したことに気づいたら、「気づけて良かった!」と自分を誉め、すぐにプラスの言葉に言い替える
・アタマの中でネガティブな言葉を考えたら、「気づけて良かった!」と自分を誉め、すぐにプラスの言葉に言い替える
3-4 意識して自分にプラスの言葉をかける
ネガティブからの変換だけではなく、一日の要所要所で意識してプラスの言葉かけをします。
・朝、目覚めた時
・仕事や練習を始める時
・仕事や練習の終わりに
・一日の終わりに
自分に対する言葉かけが良くなると、思考がどんどんプラス思考になります。すると、不安も減ってくるのです。
まとめ
不安やマイナス思考は、自分に対するネガティブな言葉かけにつながります。それは、悪いスパイラルを招くのです。
1.自分の言葉のクセを分析する
2.ネガティブな言葉をプラスに捉える
3.プラスの言葉に言い替える
言葉を変えることで思考を変え、不安な気持ちもなくしていきましょう。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。