相変わらず、出てきますね。
スポーツ界のパワハラ。体罰。
いい加減にやめていただきたいです。
殴れば上手になりますか?
殴れば強くなりますか?
殴られて上手になるわけではありません。
スキルは練習をするから上手になるのです。
フィジカルは適切なトレーニングで強くなります。
メンタルも適切なトレーニングで鍛えることができます。
P(パフォーマンス) = 何を × どんな気持ちで
なのです。
「何を」が間違っているとパフォーマンスは上がらないです。
練習の方法・質が間違っているか、練習の量が足りないかのいずれかです。
やり方を工夫する必要があります。
殴る事とは何の因果関係もありません。
「どんな気持ちで」の部分が足りないとすれば、
本人が意欲的に練習しようという気持ちになっていないということです。
その気持ちを変えてあげるよう、「関わり方」を変える必要があります。
あくまで指導者の選手への「関わり方」の問題です。
殴って解決できる問題ではないのです。
どうすれば、この子が意欲を持って練習するようになるか。
真剣に考えて、己の在り方を振り返ってみるべき問題です。
己の指導力不足を棚に上げて、選手に責任転嫁して体罰をするなんて、
無茶苦茶です。
自分自身が体罰をされる側だったら・・・と考えないのでしょうか。
それとも考えても何も感じないのでしょうか?
自分も体罰をされてきたから何とも思わないとか?
厳しい指導、本気の指導は必要だと思います。
でも、その厳しさというのは殴ったり罵倒したりすることではありません。
練習の内容を厳しくするとか、どこまでもやり切らせるという意味です。
暴力や暴言で怖がらせる指導とは意味が違います。
明るく楽しく、厳しいけれど愛情のある指導。
それがスポーツ界のスタンダードになってくれることを願っています。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。