イメージトレーニング

できるイメージを鮮明に描かせる

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「今すぐ結果を出させたい」

そう思うあまりに、ガミガミ怒ったり脅したりしていませんか?

怒られたり脅されたりすると、
イヤなイメージがついたり委縮してしまったりして、
逆効果になることもあります。

「パワハラ」と言われるリスクもありますね。

大事なことは、気持ちよく、
「できるイメージを描かせる」
つまり、見本を見せてイメージを作らせて練習させることなのです。

山本五十六 氏の有名な言葉がありますね。

やってみせ 言って聞かせて させてみて
誉めてやらねば 人は動かじ

イメージできることは形にできます。
まず、理想の形を見せる。
イメージの中にあるその形を「真似る」ことで現実化していくのです。

1.理想のイメージが描けるモデルを見せる

これが最高!
こうなったら目標達成できる!

というモデルを見せましょう。
中途半端なモデルではなく最高のモデルがいいですね。

もし、あなた自身が見本をみせることができないのであれば、
「誰が見ても『お手本』にできるような人」を見せてあげましょう。

「そうか。こうすればいいんだ。」
というイメージが頭の中にできることが重要です。

2.何度もイメージを描かせる

一度見たからといって、すぐにその全部を取り込めるわけではありません。
何度も何度も、繰り返し見せたり描かせたりすることが重要です。

できればまず生で見せて、
ビデオにおさめたものを何度も見せて、
本人が頭の中でそのまま再生できるぐらいにイメージを描かせましょう。

ビデオの前でモデルとなる人と一緒に身体を動かしたり、
一緒に話したり、叫んだり、
五感をフル活用して臨場感高くイメージできるようになるのがベストです。

3.イメージしながらの練習をさせる

練習の中にもイメージを取り入れていきます。
「練習」であっても「本番」さながらのイメージを作って、
場の空気感や景色、周りの音・声・風などを感じながら動きます。

「大事な本番」で力が発揮できないのは、
練習で本番どおりのことをやっていないからです。

本番には本番の「所作」があったりしますね。
それを練習でやらせていますか?

本番は「一回」でビシッと決めなければならないことが多いです。
もしくは、テニスのサーブのように「2回」と決まっていたり、
投てき競技のように「最初の3回」で決勝進出か否かが決まったりします。

その回数内で実力を発揮するような練習をさせていますか?

初心者や形ができていないうちは、回数をかけて練習することが大事です。
身体に覚えさせることは必須です。

が、
ある程度できるようになり、大事な本番の前ともなれば、
「本番でビシッと決めるイメージ」で数を絞った練習をさせましょう。

まとめ

あなたがリーダーとして選手や部下に結果を出させたいのであれば、
気持ちよく「できるイメージ」を描かせることを考えてください。

(1)理想のイメージが描けるモデルを見せる
(2)何度もイメージを描かせる
(3)イメージしながらの練習をさせる

結果・成果の出し方には、「原理・原則」があるのです。

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