メンタルトレーニング

プレッシャーに弱いという「思い込み」

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「自分はプレッシャーに弱い。」

「ここ一番で力が発揮できない。」

そんな風に思っているあなた。

ちょっと待ってください。

いつからそう思っていますか?

何を根拠に

「自分はプレッシャーに弱い」

と思っているのでしょうか?

それは単なる「思い込み」ではないでしょうか。

プレッシャーという言葉の定義は、

「精神的圧迫」「精神的重圧」

です。

「失敗することが許されない場面」や

「過度の期待を背負う場面」

に、遭遇した時に感じることが多いものです。

スポーツの世界なら、

サッカーのワールドカップやオリンピック、

をすぐに思い出しますね。

世界中から優れた選手ばかりを集めて行われている大会、

世界一と言われている選手でさえも、

プレッシャーを感じて動きが硬くなっているようです。

では、ここでよく考えてみてください。

本当に、

それほどのプレッシャーを感じなれけばならない場面に遭遇しましたか?

ここでもう一度おさらいします。

プレッシャーとは?

精神的圧迫。精神的重圧。

でしたね。

「失敗することが許されない場面」や

「過度の期待を背負う場面」

に、遭遇した時に感じることが多いものです。

それほどのプレッシャーを感じなければならないような場面が

どれぐらいあるのでしょうか?

だとすれば…、

本来プレッシャーを感じるほどの場面ではなかったにもかかわらず、

「プレッシャーを感じてしまうような状況を誰かに作られてしまった」

のかもしれません。

家族や先生、あるいはコーチなど指導的立場にある人が、

「失敗することを許さないような言葉かけ」

をしているか、

「過度の期待を背負わせる言葉かけ」

をしたために、

「失敗したら許してもらえない。」

とか、

「絶対にうまくやらなければいけない。」

というプレッシャーを感じてしまったのではありませんか?

それは、何気ないこんな言葉だったかもしれません。

「いいか。失敗するんじゃないぞ」

あるいは、

「絶対負けちゃダメよ」

そんなこと言われたら、

いつもどおりのプレーができなくなりますよね。

わざわざプレッシャーになるような言葉をかけておいて、

うまくいかなかったら、

「この子はプレッシャーに弱い」

なんて言ってしまう。

決して悪気があって言っている訳ではないと思うんです。

期待をしているからこその言葉だと思います。

ただ、

「その一言がまずい」ということを知らないだけです。

同じ場面で、

「大丈夫。いつもどおりにやればうまくいくよ。」

と、言ってもらえたら、

うまくできたかもしれませんね。

そうしたら、

「すごいね。ここ一番に強いね。」

と言ってもらえて、

「自分はここ一番に強い」

という「思いこみ」ができたことでしょう。

「小さい頃からプレッシャーに弱い」

と思い込んでいるあなた。

「自分は本当はここ一番に強いんだ」

という思い込みに変えていきましょう。

もし、プレッシャーに弱いのがあなたのお子さんなら、

今すぐ「〇〇ちゃんはここ一番に強いね」と声掛けしましょう。

思い込みは、都合のいいようにリセットしましょうね。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。

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