想定外の事態が起こった時に、人の本来の性格が出ます。
自分のことよりも周りの人のこと、全体のことを考え、
行動できる人は素晴らしいですね。
一流のスポーツ選手や指導者の人間力の素晴らしさに感動しました。
テニスの大坂なおみ選手が、オリンピック延期に関して出したコメントより。
スポーツは人々の心を繋ぎ、感動を与えるパワーがあります。
しかし、今私たちがしなければいけないことはスポーツを救う事ではなく、
世界中の人々が人種や国籍の壁を越えて、
数多くの命を救うのが一番大切なことです。
それこそまさにオリンピック精神ではないでしょうか。
こんな言葉なかなか出ないです。
世界のトップ選手だからこそのコメントですね。
改めて大坂なおみ選手が好きになりました。
続いてラグビーのイングランド代表監督エディ・ジョーンズ氏。
南アフリカワールドカップの時の日本代表の監督だった方です。
新型コロナウイルスへの対策コメントを発信しています。
規律を守っていくように心掛け、
ヘッドコーチ すなわち今はボリス・ジョンソン氏に従うことだ。
(ジョンソン氏はイギリスの首相です)
選手たちは、自分たちの競技の練習を続けること
こういう時期でも自分のプレーを向上させることはできる。
自宅にジムを整えたり、庭で何かトレーニングをしたり、
スキルを磨いたりもできるし、両親に手助けしてもらうことも可能だ。
必ずこれを乗り越え、このウイルスに打ち勝ち、
ラグビーが再開されるときが来るから、前向きでいることだ。
本当にその通りだと思います。
最後に阪神タイガースの藤浪選手。
発熱やせきなどの症状はなかったものの、
「においを感じない」ことに気づきトレーナーに伝えていました。
それが新型コロナウイルス感染の兆候であると知っていたのですね。
このことについて大リーガーのダルビッシュ選手が、
「すばらしい」
と、賞賛しています。
自分の身体に敏感であると。
さらに、藤浪選手は自分がコロナに感染しているとすれば、
世間からバッシングがあることは十分想像できたと思います。
それでも勇気を出して検査を希望し名前を公表する選択をしました。
おかげで新型コロナウイルスに感染すると味覚、嗅覚の障害が起こると、
広く世の中の人に知らしめることができたのです。
すばらしい人間力です。
この人間力があって、能力があるのです。