メンタルトレーニング

「主体変容」=自分を変える

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自分を変える。

言葉で言うのは簡単ですが、やるのはなかなか簡単ではありません。
ちょっとした行動から少しずつ少しずつ変えていく、
無意識に変わらずにいようとする自分を、意識して変えていく。

それをやるのか、やらないのか?
決めるのもまた自分です。

バスケットボールの八村塁選手が、
NBAで若手選手だけのオールスターゲームである、
「ライジングスターズ」に選ばれ大活躍しました。

彼の活躍を見ていると、
恵まれた大きな身体、
豪快なダンクシュートや3ポイントシュートに目が行きますが、
それは彼の強みのごく一部ではないでしょうか?
本当の強みは「自分を変える」能力ではないかと思います。

アメリカに留学したばかりの頃は、
試合中に指示されたり、叱責されたりしても、
言葉についていけず一度ミスすると縮こまってしまっていたとか。

でも、言葉の壁を乗り越え、心の壁も乗り越えて、
自分がどうあるべきか、どういうプレーを要求されているか、
考え、努力して、自分を変えていったそうです。

彼は昨年12月に試合中のアクシデントで怪我をし、
23試合も欠場しました。
が、
その間、黙って休んでいた訳ではないのです。
もちろんけがの治療やリハビリに励んだことでしょう。
ですが、それだけではなくビデオで試合を見て、
今まで見ていなかった部分を自分で分析したのだそうです。

最近は、あらゆる競技スポーツにアナリストがついています。
バレーボールやサッカーもアナリストが分析していますね。
その方たちから、試合中の要所要所でどう動くべきだったか、
分析結果が示されたりもします。
八村選手は自分自身でビデオを見て分析しました。

監督に試合中のプレーのことで叱責されると、
ビデオを見ているとか。
ディフェンスが悪かったと言われたら、
ビデオを見てディフェンスのやり方を分析し、
次の試合でどうするか考えているそうです。
素晴らしいですね!

自らが持つ能力をどのように生かせばいいのか、
まず、知ること。
そして、考えること。
より良く変化していくこと。
八村選手の強みはそこにあるような気がします。

あなたは自分を変える勇気がありますか?

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