コミュニケーション

「すれ違い」をなくすためには相手の話をしっかり聴く

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相手のために「よかれ」と思ってやったことが、
まったく喜ばれなかったという経験はありませんか?

プレゼントをあげたのに、反応が今一つだった。
会社のために頑張ったけど、評価されなかった。
いい練習方法を提案したのに、取り組もうとしなかった。

こんな時に、期待する反応をしなかった相手を責めるはお門違いですね。
自分を振り返ってみましょう。

先に相手の話をよく聴いていましたか?

「思い」がすれ違うのは、相手の「思い」をしっかり聴いていないということです。

相手はどんなプレゼントをもらったら嬉しいのか?
相手は何を評価するのか?
相手は自分に何が足りないと考えているのか?

相手の考えていることがわかっていれば、すれ違うはずがないですよね。
 
人の価値観はいろいろです。
考えていることも、思いも人によって違います。

わかりやすい例で言うと、
自然派。手作り派。の女性に高級ブランドのバッグをプレゼントしても喜びませんね。
それがどれだけ高価な物であっても主義主張と違うものは欲しくないのです。

「会社のために」と思って一生懸命に売上を取ってきたとしても、
「支払いは来月で入金は半年後」では資金繰りが厳しくて社長は困ります。

スポーツ選手も同じです。
今、悩んでいることに焦点をあてないと本人の心に響きませんね。

自分の考える「よかれ」と、相手の受け取る「よかれ」は違うと常に頭の隅に置いておきましょう。

相手に「喜んで欲しい」「良くなって欲しい」と思うのであれば、
まず相手によく聴くようにしましょうね。

1. 相手の現状をよく聴く

どんな価値観を持っているのでしょうか?
何に重きを置いているのでしょう?
普段はどんなことをしていますか?
過去にどんなことがあったのでしょう?
何が得意ですか?
何が苦手ですか?
今、好きなことやハマッていることは何ですか?
嫌いなこと・嫌いなものは何ですか?
困っていることはありますか?

立場や条件によって質問できることとできないことがありますし、
話してもらえることと話してもらえないことがあります。

それでも、「わかる範囲で聴く」という姿勢がまず大事なのです。

2. どうなりたいか、何を得たいかを聴く

どうなったら最高ですか?
何が得たいですか?欲しいですか?
もし、それがムリでもどれぐらいになりたいですか?
何が手に入ったら納得できますか?
いつ頃そうなりたいですか?

相手が未来に描くものが見えてきますね。

3. 自分が何を提供すれば嬉しいかを聴く

最後に自分が何をすればいいか聴いてみましょう。

プレゼントであればサプライズもいいかもしれませんが、
そうでなければ具体的にわかっている方が対応がしやすいですね。

現状はこのようになっている。
未来はこうなりたいと考えている。
そのために欲しいものはこれ。

そこまではっきりさせていて、欲しいものを提供されたら喜ばない人はいないはずです。

まとめ

相手との「思い」のすれ違いをなくすために、「まずは聴く」という作業を大切にしましょう。

(1)相手の現状をよく聴く
(2)どうなりたいか、何を得たいかを聴く
(3)自分が何を提供すれば嬉しいかを聴く

「話を聴く」中で相手との関係性も良くなり未来への意欲も増してきます。
お正月休みに、ぜひやってみてくださいね。

 

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